こんにちは、ぎんきです。
今回も釣り初心者の仲間とおなじみ兵庫県尼崎市の武庫川一文字に釣りに行ってきました。
先月は、武庫川一文字で青物を獲るべく万全の用意で挑んだのですが、U氏がツバスを仕留めたのみで、私たちには大型青物との出会いはありませんでした。例年でしたらこの時期はタチウオ全盛期、今回は青物を二の次としてタチウオメインの釣行ということで、朝一の混みあう時間を避けて、夕マズメの時合に集中すべく、昼前に一文字に着くように出発することにしました。これは、昨年の11月に仲間といった釣行と全く同じ作戦です。昨年は、型は小さいもののタチウオ5本とタチウオの地合いまでにフカセ釣りでチヌ釣りをして、年なしチヌを含む6枚という釣果に恵まれました。
兵庫県 武庫川一文字
令和2年11月16日(月)
当日データ
大潮
干潮 13:24 75cm
満潮 19:08 157cm
途中、釣具店に立ち寄りタチウオ用のエサ釣り仕掛けを調達することに、状況として昨年みたいに小型で群れで入ってきている状況ではないようなので、じっくりウキ釣りで狙うほうが有利かと判断し、ハヤブサ様のコンパクトロッド かんたん太刀魚ウキ釣りセットとエサのキビナゴを購入することにしました(ケミホタルは別売りなにでこれも購入)
こちら、ロッドを選ばないので、かんたんに仕掛けがセットできるので、お手軽です。
準備万端、整ったのったので、いざ釣り場へ
渡船場に到着、今回も武庫川渡船様のお世話になることに、受付を済ませて11時出船の渡船に乗り込む、この便に関して、なぜか緊急の便とのことで、2番のみの渡しだったので、2番の船着きに降りました。
まだまだ青物の回遊があるのでやはり一文字には、平日にも関わらずかなりの人数の方がおられます。今回は私を含めて4名なので、みんなが集まって釣れるスペースがあるところまで行き釣り座を確保します。
まずは、ベイトリサーチ用のサビキ仕掛けを用意し、リサーチ係のK氏に渡して釣ってもらいます。次に青物用に10フィートのショアジギングロッドに今回、満を持して、用意した武庫川一文字定番青物ジグ、こちらもハヤブサ様のかんたん巻きジグ ジャックアイ マキマキ 40g ケイムラブルピンイワシをセットし、H氏に渡してキャストしてもらうことにします。
巻くだけで魚が釣れるということですので、初心者の方にとってお勧めです、シャクらなくてもいいので、少し楽です。
初心者(初心者といっても昨年から何回も一緒に釣りに行っているので初心者ではなく自分で用意をしない横着者かもしれませんが?)の用意が整ったので、自分の釣りの用意にかかります。今回も、私はチヌフカセ釣りに専念することにします。今回のメンバーで、唯一自分で用意されるU氏はショアジギングに専念されるとのことで、ひたすらジグを投げまくっておられます。
チヌ釣り開始
先月の武庫川釣行で40cmクラスのチヌを2枚仕留めたので、今回も期待が持てます。昨年のこの時期には年なしを釣っているので、ロッドは大物対応のダイワ 銀狼 王牙 AGS 1-53・Rをチョイスすることにしました。
今回の私のタックル
ロッド ダイワ 銀狼 王牙 AGS 1-53・R
リール シマノ BB‐X TECHNIUM 2500DXGS
道糸 シマノ セフィアG5 PE 0.6号
リーダー シーガー フロロマイスター 1.5号
ハリス シーガー 150 1.5号
ウキ 極磯 斬獲 00 (ボーメ度7.2に調整)
ハリ 鬼掛 底攻めチヌ 3号
玉の柄 ダイワ DXR 玉の柄 60
撒き餌杓 宇崎日新 ゼロサム 磯 X4 ひしゃく T-M800
いつも通りのタックルです。撒餌も同様ヒロキュー様のスーパーブレンド制覇チヌにオキアミ3キロ混ぜたものです。
私の釣り開始がちょうどお昼ごろだったと思います。一文字の外向きに釣り座を構え、まずは、自作のイエローオキアミで様子を見ます。状況としてはエサ取りの反応もなく沈黙状態です。昨年はサナギの刺し餌が良かったので今回、マルキユー様の活丸さなぎを用意してハリに刺してアタリを待ちます。何度か流しているとサナギがなくなり、チモトのハリスにキンクが入っています。食いが渋いのか、明らかに吸い込んで吐き出した形跡です。ここで、刺し餌を練り餌のマルキユー様のエサ持ちイエローにチェンジします。
昨年に続き、年なしチヌ降臨。
練り餌にチェンジして、数投目、の13時30分頃、強烈なロケットアタリ、やっとのことで、シマノ BB‐X TECHNIUM 2500DXGS のベールを返すもドラグ調整を忘れていたのでラインが出ていく始末。ドラグを絞めて臨戦態勢に入ります。昨年メインに使っていたロッドはダイワの銀狼 唯牙 AGS 競技 06-50SMTでしたが、今回はクレードも号数も一回り上の銀狼 王牙 AGS 1-53・R です。パワーにかなり余裕があります。昨年は耐えながら相手の体力が消耗するのを待つという感じだったのですが今回は、じっくりいなして取り込むという、余裕の展開で勝負できます。しかし、かなりの大物の感触、なかなか浮いてこようとはしません。横ではH氏がタモを構えて待っています。年なし確定なのでゆっくりいなして浮くのを待ちます。やっと目前に浮かすことが出来、たも入れをお願いすることに、無事タモに収まったのがこの子でした。
銀狼 王牙 AGS 1-53・Rで、今年2匹目の年なしチヌです。写真を撮ってからストリンガーに掛けて泳がしますが、かなり体力を消耗させたようで、なかなか沈んでくれません。やっとのことで蘇生させ、満足の1匹を獲ったので昼食を兼ねて休憩することにしました。
周りでは、サビキに何の反応がなく、青物も全く釣れていません。H氏にチヌ釣り用のタックルの用意をして渡しフカセ釣りをしてもらうことにしました。
釣り再開、しかし沈黙のままだんだん日が傾いてきます。
日没間近、ベイトフィッシュの反応あり
16時近くになれば、この時期もう夕方という感じになってきます。私は撒餌の残りも少なくなってきたので、手前のポイントに集中できる内向きに釣り座を移動することに、かなり日が傾いた16時30分頃、ベイトフィッシュリサーチしていたK氏のサビキ仕掛けにやっと魚が掛かったようで、12cm位のイワシでした。ベイトフィッシュが確認できたのでK氏のサビキ仕掛けを来る途中に釣具店で購入したハヤブサ様のコンパクトロッド かんたん太刀魚ウキ釣りセットにチェンジして、ターゲットをタチウオに変更してもらい、もう一つ去年調子の良かったワインド仕掛けを用意をしてH氏に渡して、タチウオの地合いを待つことにします。
私の方はこのまま撒き餌が尽きるのを待って納竿しようと思いイエローオキアミを刺し餌にして釣っていたところアタリがあり、チヌとは違うそこそこの引き上がって来たのは30cm近くある良型アジでした。残り少ない撒餌に残っていたサビキ用のアミエビを混ぜて撒いてみると水面までベイトが浮いているようです。他の釣り人は良型アジを釣られてたようですが、タチウオや青物が釣れている様子はありません。
私は撒餌もなくなり、日が暮れてフカセ釣りができる状況ではなくなったので、片付けをすることにして他の仲間が、タチウオか青物をヒットさせるのに期待することにしました。
片付けが終わり、私もハヤブサ様のかんたん巻きジグ ジャックアイ マキマキ 40g ケイムラブルピンイワシをセットしてあるショアジギングロッドをキャストすることにします。ジグの感触としては巻いている時は抵抗もなくスムーズな感触なのですが、フォールさせると抵抗を感じます。魚の活性が良ければ速巻きで対応して、活性が悪ければロングサイクルのリフト&フォールでアピールすれば効果があるようなジグではないかと思います。
納竿 タチウオは、どこ?
結局、周辺ではタチウオの姿は見ることはできず、釣り終了となってしまいました。一文字全体では、大型のタチウオの釣果があったようなのですが、今一の状況です。今年、内湾では青物が好調なのでそれに阻まれてタチウオの接岸の絶対数が少ないようです。しかし、チヌに関しては、昨年に引き続き好調の気配、私としては、これから青物の終息に向けてチヌフカセ中心でムコイチに通って、チヌ1グランプリのリベンジを目指そうかと思っています。