タックルインプレッション

タックルインプレッション Part1  制覇&継承

こんにちは、ぎんきです。

久々のタックルインプレッションと言うことで今回、丁度、1年ほど前に手に入れたダイワ制覇エアマスターAGS 1.5‐52 SMT のインプレをお伝えしようと思いますが、先日の釣行で、この制覇エアマスターAGS 1.5‐52 SMTのトップガイドが無くなり、無くなっていたのに気づかずロッドを縮めたので、#1のガイドすべてをロストしてしまうという大惨事がありました。まずはこの件に関してのご報告からさせていただきたいと思います。

制覇エアマスターAGS 1.5‐52 SMT TG抜け 修理

ダイワ製品をユーザーが直接メーカーのグローブライド(株)に修理を出すことが出来ないので製品を購入したお店に持って行って修理に出すのが通常なのですが、私がこの制覇エアマスターAGS 1.5‐52 SMTを入手したのはオークションがらみの通販での新品購入で、保証書は九州の某釣具店のスタンプが押されたものでした。幸いにも保証期間中なので、通販で購入の場合は最寄りの代理店の釣り具店に持ち込むことが出来ます。ちょうど私が銀狼カップのエントリーをしていたので、今持っているダイワインパルトが年代物になって来たので、銀狼カップ出場には竿とリールに関してダイワ製品を使用するという規定があるため)新しく出た銀狼のリール 銀狼LBQDが、私が常に使用しているPEラインの0.8号がちょうど200m巻けるスプールでPEラインのアワセ切れ軽減のクイックドラックBITURBO(バイターボ)ブレーキなどの新機構が盛り込まれているので、一度、現物を触ってみたいと思っていたところでした。リールは現物を触って決める主義の私としては、こんな事情もあったので、長年の付き合いでリールはここで購入すると決めている大阪の西成区玉出にある(有)上島釣具店ダイワ 銀狼LBQDの物色と制覇エアマスターの修理のため赴くことにしました。

大阪 西成区 玉出 (有)上島釣具店

(有)上島釣具店さんは単独店でありながら今なお頑張って営業されている関西では超老舗の釣具店さんです。ローカルな昔話になりますが、大阪では長居フィッシングセンターさんや大東市の米源さんなど単独店で超老舗の釣具店さんが、大型チェーン店や通販に押されて廃業や通販のみで細々営業されているようです。これは大阪だけではなく他の地域もあるあるの状況かと思いますが、そんな中、たぶん色々試行錯誤されて経営されていると思いますが、(有)上島釣具店さんは大阪で唯一の元気な単独店ではないかと思います。
お店は2階建てで細長く、商品は表まで出てきています。表に出ている商品は目玉商品でリーズナブルな価格のものが主体で1階はいろんな小物が所狭しと並べてあり手前のショーウインドウにリールが置かれています。1階の奥は高額な船釣用品があり、螺旋階段を上がったところにウエアーや履物が置かれています。中に入ると壁際に磯竿があり、窓際にはバッカンやバックがあり、奥にはロッドケースが無造作に置かれています。最初にこのお店に来られたならばどこに何があるか見当がつかないと思います。

ダイワ 銀狼LBQD

まずはダイワ 銀狼LBQDを触らせていただくことにデザインは黒1色でシンプルな感じ、回転フィーリングも今、持っているインパルトと変わらない印象で、5万円程を出費して購入するのは少しためらってしまいました。PEラインのアワセ切れに関しても私は常にベールをオープンにしてアタリを取るので、PEラインがアワセ切れしたこともないしクイックドラッグの必要性も感じませんし、メジナ(グレ)のようにアワセと同時に走り、根に張り付く魚には不向きな側面もある。とのことなのでこのリールをグレ釣りに使うこともあるため、今回は見合わせることにしました。しかし、BITURBO(バイターボ)ブレーキ搭載・チタンベール採⽤ZAIONエアローターを搭載・LC-ABSスプール 浅溝化・MAGSEALED・パーフェクトラインストッパーと今持っている年代物のインパルトに比べて格段に進化しているので、チヌ釣り主体でPEラインを使用されていてアワセ切れの経験のある方は買いではないかと思います。

シマノ 21  BB‐X TECHNIUM

ついでに今年、フルモデルチェンジしたシマノ BB‐X TECHNIUMも触れさせていただきました飛躍的進化を遂げたSUTブレーキIIを搭載したと海水浸入を防ぐXプロテクトにより耐久性も向上したことにより、磯釣り師だけでなく海釣師の全般に於いて非常に売れていると上島の社長も言っておられました。

先代の BB‐X TECHNIUMを所有している私としては、8万円以上の出費で購入を踏み切ることが出来ません。レバーブレーキリールの最高峰をお望みでしたら一押しのリールです。

制覇エアマスターAGS 1.5‐52 SMT 修理

リールの物色はこのくらいにして制覇の修理をお願いすることに、使用していた状況を説明して#1のガイドが無くなってしまったので修理に出してほしい旨と伝え、ひょっとしたら穂先が折れているかもわからないので確認してもらうことに

穂先の断面上の画像のように断面がまっすぐで店員さんも折れていないようなので、トップガイドの抜けのクレーム処理で修理に出していただけるとのことでした。しかしトップガイドを含めて5個のガイドをロストしているので、保証書があるものの部品は有償となることなので出費は免れないと覚悟していました。

上島釣具店散策、NISSIN ゼロサム X4 継承との出会い

制覇エアマスターAGS 1.5‐52 SMTの修理の処理も終わったので、上島釣具の社長との雑談で磯釣りの道具の売れ行きが今一つであまり磯釣りの道具に力が入らないとおっしゃっていたので、それは勘弁していただきたいと思い、店内を散策させていただくことに、上島釣具のメインは船釣が中心で特に大型のターゲットとしたアイテムが好調とのこと、紀伊半島の沖釣でキハダマグロをターゲットとした釣り具が良く売れているみたいで単価も張るとのこと、お店散策の際に目に止まったのが宇崎日新からリリースされている磯竿のゼロサム X4 継承でした。この竿の発売は2020年で丁度、制覇エアマスターと同じ年のニューモデルだったと記憶しています。この年はシマノファイアーブラドシリーズのフルモデルチェンジやガマ磯 デ二オスが出た年ではないかと思うのですが、今のグレ竿の人気モデルが一度に出たたため競争が激しかったと思われます。NISSINの竿は現在、チヌ釣り用としてゼロサム X4 鱗 0.4-530 とイングラム CIM 稲穂 0.5-450の2本所有していますが、稲穂の方は筏でのチヌフカセ釣りにちょうどいい長さのものが欲しかったので購入して、あまり出番がない現状なのですが、に関しては一文字でのチヌふかせに多用しています。詳しくは以前、タックルインプレッションにて投稿していますのでご確認ください。

ということでお店で目に止まったゼロサム X4 継承ですが、制覇エアマスターのブランクスに採用されている高弾性カーボンの【東レナノアロイM40X】がこのゼロサム X4 継承にも使われている磯竿です、上島釣具店の店頭で1.25号から1.75号の5.15mと5.3m全アイテムが置かれてあり、5.15mてなんか中途半端な長さのような気がするけど、いいかもなどと思って、この日はお店を後にしました。

タックルインプレッションのつもりが、お店の紹介?

タックルインプレッションのつもりが、お店の紹介と店内散策のレポートになってしまいましたが、結果、NISSIN ゼロサム X4 継承 1.5‐515 を購入することになるのですが、ブログ運営上のトラブルが発生して投稿を控える状況になったこともあり、その間、ゼロサム X4 継承 1.5‐515 を使用しての釣行を行った結果、今までの釣行パターンを変えるような課題が発生したためタックルインプレッションを通じて検証結果を投稿していこうと思います。