準備&メンテ

加工オキアミ作製レシピ

こんにちは、ぎんきです。

今回は、エサのご説明の時に触れました、私が使用している刺し餌用のオキアミに関してご紹介させていただきます。

加工オキアミとは

加工オキアミとは刺し餌用に生オキアミの水分を飛ばして糖分やアルコールを加え身自体を硬くし冷凍しても凍らない様加工したもので、1匹づつ選別され真空パックで販売されています。1パック400円ぐらいで1パック100匹くらいのオキアミが入っています(数えたことはないのでちがうかも)

これを自宅で加工する仕方をお伝えします。

材料

  • 刺し餌用冷凍生オキアミ(LLサイズ)600g
  • みりん600cc
  • はちみつ600cc
  • うまみ調味料200g
  • 食用色素 黄 微量(耳かき3杯ほど)

以上の材料を事前にご用意ください。

1.ベースのオキアミですが必ずLLサイズをご用意ください。刺し餌用に販売されている真空パックのもので48切というそうですが、

冷凍生オキアミLLサイズ

今回私はこれを使用しました。LLサイズの状態のいいもはなかなかないので、店頭で見つけたら確保したほうがいいと思います。価格は400円ぐらいです。

2.みりんはスーパーで売っているみりんでいいのですができるだけ色の薄いもののほうが最初の漬け込みの段階でのオキアミの発色がいいです。

3.ハチミツは純ハチミツがそこそこいいお値段ですので、加工ハチミツで十分です。しかし、市販されている加工オキアミを使用された方はご存知と思いますが、オキアミを触った時べたつきがあります。これは糖分のべたつきなので糖分(水あめ)が多い加工ハチミツを使うほうがべたつきが激しいです。

4.うまみ調味料これはアミノ酸の粉です。
ブランド物では、あの有名な味の素がそれです。味の素を使用してもいいのですがさすがにお値段が…….
今回はこちら

業務スーパーで買った調味料

を使用しました1kg500円もしなかったと思います。
ちなみに手にはいらなければこちらからどうぞ

5.食紅です。赤じゃないので食用色素黄です。 こちらはスーパーのお菓子作りのコーナーに置いてあります。最初は量をどれくらい使えばわからなかったのですが少量で驚くほど色がつきます。入れすぎても変わりませんので入れすぎ注意です。

道具類

  • ボール100cc用
  • ザル(ボールより一回り大きいもの)
  • 攪拌用のボトル(ハチミツの空きボトルを使用)
  • タッパー大(1500mlくらい)
  • タッパー小(250mlくらい)

以上をご用意ください。

加工オキアミ加工手順

ベースの生オキアミ全解凍

生オキアミをパッケージから出してザルに入れ水分が下に落ちるようボールで受けてください.冷凍食品を解凍する優れた冷蔵庫をお持ちの方は使っていただいてもいいのですが、オキアミの匂いがつくので冬場は匂いが気にならないところで常温解凍でいいと思います。気温が高ければ、クラーボックスに氷を入れて解凍してください。解凍には半日以上かかるので時間的なものを考慮して作業してください。半解凍では水分が残ってしまうので必ず全解凍すること

こんな感じです。

水分がかなり出ますが当日、マキ餌を作るようならばマキ餌に混ぜて利用してください。

こんな感じ(2)

全解凍オキアミ漬け込み行程1回目

ハチミツの空きボトルにハチミツ300ccみりん300ccうまみ調味料100gを入れ良く攪拌します。

攪拌前

ボールに全解凍したオキアミを入れ一晩~1日漬け込みます。

漬け込んだオキアミをざるに移して水分を抜く

約1時間ほど放置する。この時点で水分が抜け、ある程度ハードオキアミになっています。ボールにたまった液はオキアミの水分と漬け込み液が入れ替わったものなのでこちらは取っておいて保存してマキ餌にまぜても大丈夫と思いますので再利用してください。濃度が微妙なので,この液を加工したオキアミには絶対に漬けないでください.

漬け込み行程2回目

1回目の漬け込み行程から十分水分をとったオキアミを再度ボールに移して1回目と同じ量のみりん300cc・はちみつ300cc・うまみ調味料100gと色付けの食用色素の黄色を耳かき3杯を蜂蜜の空ボトルに入れて攪拌します。この時食用色素がだまになりやすいので1回目より念入りに攪拌してください。

食用色素はこのくらいでOK
よく攪拌する

この時に市販のエキスをプラスして入れてもいいのですが、うまみ成分のアミノ酸をかなりの量入れているので私は2回目の漬け込みに関しては着色とうまみ成分のさらなる補充のみと考えてエキスの追加はしていません。

第2回目の漬け込み行程

この状態で丸1日~2日漬け込みます。

イエロー加工オキアミ完成

2回目の漬け込み完了後ザルに移して1時間程度水分を切ります。このとき水切ネットに入れて水切りをすればより、いらない水分が切れます。

2回目の水切り

残った液はアミノ酸とオキアミエキスが十分含まれたものなので再利用してください。水切り後、水きりネットごと大きいタッパーに入れて冷凍します。すぐに釣行用に小分けをするか、釣行が先になるようでしたら冷凍されたものを釣行前に小さいタッパーに移します

冷凍後小さいタッパーに移す。

小さいタッパーに箸などで形の整っているオキアミを70匹くらい移してもらえば1日の釣行としては十分です。この黄色の加工オキアミはチヌにはもちろん効果がありましたし、グレもよく釣れましたちなみにアイゴも

自分で作った餌で釣れると満足度も大きいです。