釣行記

志摩 大突堤にて 五目釣り

志摩の大突堤で釣り仲間3人と釣行

令和元年5月16日(木)

当日データ

中潮

満潮  3:33 152cm

干潮  9:51 41cm

満潮 16:03 149cm

干潮 22:00 50cm 

場所 志摩 大突堤

こんにちは、ぎんきです。

今回は、釣り仲間3人とともに広くて足場のいい波止でふかせ釣りとエギング主体の釣りをしようとこの釣り場を選びました。

現地到着は4時前、初めての場所のため、なかなか波止の付け根がわからず、手前の公園の駐車場に車を止め釣り場確認へ、現地の人は当日の仕事の前にバイクで波止の中ほどまで来て釣りをしているようでバイクが何台か置いてあり、すでにウキにケミホタル付けて数人の釣り人が釣りをしていました。早速、車まで戻り釣り道具を波止の先端近くまで運ぶことにしました。駐車場から波止の先端までは500mほどあるためふかせ釣りをするのであればカートもしくは台車があれば便利かと思います。

今回はほぼ初心者2名が同行しているためまずエギングの用意から始めます。この時期のイカはサイズが大きいのと水深があるので3.5号のエギをセットし同行者に渡し、次にふかせ釣りの用意で、いつもの自分の仕掛けと同様の円錐ウキ(00にウエイトバランスサーの0.95gを2枚張ったもの)にハリス1.5号を3ヒロとってハリはチヌバリの2号の全層沈め仕掛けを1.5号の磯竿にセットしたものを渡しました。

何やかんやでやっと自分の仕掛けを仕掛けを組みにかかる。

ここでの私のタックル

ロッド 宇崎日新 ゼロサム 鱗 X4 0.4 5.3m

リール シマノBBX HYPER FORCE 1700 DXG

道糸 セフィアG5 PE 0.6号

リーダー シーガー フロロマイスター 1.5号

ハリス シーガー 150 1.5号

ウキ 黒魂 HUWARI L-000(+ウエイトバランサー0.095g2枚)

ハリ 鬼掛 底攻めチヌ 2号

玉の柄 ダイワ DXR 玉の柄 60

撒き餌杓 宇崎日新 ゼロサム 磯 X4 ひしゃく T-M800

実釣開始

6時頃、仲間と自分の釣り支度を終えやっと実釣開始。
私の狙いとしては、やはりチヌをメインに考え、今回の撒き餌はマルキューのチヌパワーVSP+オキアミ3kgと、波止釣りにはこれと決めているナンバー湾チヌ2+オキアミ1.5kgのブレンドを使用。
チヌパワーVSPは最近発売されたですが、トーナメント指向の撒き餌ということでオキアミ3キロのみで余分な水分を加えることなく撒き餌が完成するので水分調整の手間いらずの速攻撒き餌といえます。状態としては酵母系特有の粘りがあり始めて使った印象としては非常に扱いやすい撒き餌といえます。今回はナンバー湾チヌ2とブレンドしましたが単品でも通常の水深ならば問題ないのではと思います。今回のような波止釣りで水深のある場所ではナンバー湾チヌ2や激重、日本海などの重量のある集魚剤をブレンドするのがベストではと思います。

チヌパワーVSP+オキアミ3kg

今回、使用の竿は、このブログ初登場の宇崎日新のゼロサム 鱗 X4 0.4号 530です。遠投を必要としない波止釣りなので今回、この竿を使用しました。#1以外、高密度4軸カーボンで武装されているので曲げ込んだ時のパワーはチヌ竿とは思えないほど強力です。この竿のインプレッションに関しては下記をご覧ください。

釣り座を波止の先端から50mほど手前の湾向きにふかせ釣り3名が並んで釣り座を確保し、私が真ん中に位置しました。前方20mほど沖にいつも通り20杯ほど撒き餌を打ち、先ずは自作のイエローハードオキアミの刺し餌で様子を見ることしました。しかし、エサ取りが多いのでオキアミが持たない。

6時30分頃、隣で釣っていた釣り友に木っ端グレが釣れたので写真を撮る。

木っ端グレ

中々、釣りに集中できないので、波止全体を確認。本来ならこの時期イカが釣れているはずなので大きなスミ跡があるはずなのですが、先端に2か所ほどしか確認できず。あまりイカが釣れていない様な状況。ここ最近はどこの釣り場に行っても、ヤエンやエギングの釣り人が多いのですが、イカの乱獲でイカの絶対数減っているのではと思います。同行の釣り友も何のアタリもないとのことでやる気減少ぎみ。釣り場としては、波止の先端の先に島があり、島の方にも波止があってその間50mくらいで水道になって、潮の満ち引きで潮が激流になって流れるためその影響をかなり受ける釣り場と思います。

イカが釣れないのでエギからジグにセットし直し釣ってもらうがこれもアタリがないのでサビキを付けるましたが、一瞬で根掛かり、仕方ないので、エギとジグ交互に挑戦していただくことにしました。

私は、再度ふかせ釣りに集中することに、水道が左にあるので潮は常にそちらに引かれ遠投しても左手前に戻ってくるので、5mくらい沖への投入を繰り返しました。撒き餌には小魚が真っ黒になるくらい集まっているので、刺し餌を練り餌中心に切り替え、9:00頃、待望のアタリ、この時の刺し餌は、前回紹介させていただいたマルキューの荒喰いブラウンだったので、サナギ主体の配合のため本命チヌと確信したが、引きが強く波止の壁に張り付こうとします。そこはチヌ竿といえども曲がってからのパワーがある高密度4軸カーボン武装のゼロサム麟X4、強引に浮かせたところ、茶色い魚体、35cmクラスのアイゴの登場。タモ入れは、釣り友にお願いするが、思ったより波止の高さがあり6mのタモの柄でやっと掬える高さであることをここで気づくことに、何とかタモ入れしてもらい回収。

1匹目のアイゴ

干潮の潮どまりが9:51なので、海面がかなり低い、5mのタモの柄では届かないのでこちらに来られるときは6m以上のタモの柄を持参していただきたいと思います。

リリースしようと思いましたが、エギングをしていた釣り友があまりにも反応がないので車まで休憩に行ってしまったので、釣れた証拠としてスカリに入れておくことに、練り餌ではアイゴが掛かるので缶詰のコーンを用意し、コーンと練り餌のローテションで釣りを再開。

向い風が強くなりほぼ当て潮の状態で非常に釣りにくくなりましたが、アイゴばかり2匹追加、コーンでも喰ってくる。ここで休憩していた釣り友が戻ってきたので、釣れるがアイゴばかりであることを伝える。アイゴと遊ぶことを決めて釣りを続けていたところ、お昼前にコーンでアイゴとは違う魚体を確認。待望チヌのかと思いきやなんと良型グレの登場。

コーンに喰ってきた グレ33cm

実寸33cmの立派なグレ。波止では珍しいサイズです。やはり外洋の磯場に近いためなのか満足サイズです。

グレが喰ってきたコーン

 

その後、風が緩んで来るが波止際に風でへばりついていた流れ藻が前に出てきてまた、釣り辛い、その間もぼちぼちであるが足裏サイズの小型グレとアイゴを何枚か追加し、当て潮が少しましになった14時過ぎ、大きめに付けたエサ持ちイエローを少し遠投した時に真鯛が掛かりました。30cmを切れるサイズでチャリコを卒業したサイズなので真鯛とします。

30cm弱の真鯛

15時過ぎ撒き餌も底をついたので納竿としました。

本日の釣果

釣果としてはグレ33~24cm 2枚 真鯛 29cm 1枚 アイゴ 35~28cm6枚 ガシラ 20cm 2匹でした。

本日の釣果(ガシラ1匹とアイゴ1枚はリリース)

本命、チヌは釣果なしでしたが外洋に近い釣り場で潮通しがいいためスピ―ドの速い磯魚が喰ってしまったのとウキを黒魂のHUWARIを使用していたので潮に乗りすぎて仕掛け全体がホバリングしてしまい底のチヌに届かなかったのではと思います。あと2つ残念なことはイカが釣れなかったことと、みんなの面倒は見たものの結局は自分がほとんど釣っていたことです。

今回の釣り場に関して

このブログでは場所の特定は避けていますが、この波止はいろいろな釣りメディアで取りあげられているメジャーな釣り場です。町全体も釣りに関することを守られているようで、早朝、バイクで仕事前に釣りに来ていた地元の方すべてがライフジャケットを着用されていたのに驚かされました。基本的なことを実践されているということは釣りのマナーに関しても言えると思います。波止自体は足場も良く安全ですが、波があるときや天候の悪い時、また外側のテトラで釣りをする際は、スパイクシューズとライフジャケット着用で安全確保を怠らないよう基本にそった釣行を心がけてください。