こんにちは、ぎんきです。
今回は秋磯を堪能すべく、いつもお世話になっているまるせいまる様へ行ってきました。
この時期、磯魚の活性は高いのですが、良型のグレに関しては、木っ端グレを含めたその他のエサ取りが邪魔をしてなかなか巡り合えない時期でもあります。また、磯魚とは別にこの時期は青物の回遊もあるのでそんな場合を想定して一応ショアジギングの用意もすることにしました。
熊野 まるせいまる渡船 シラマ
日の出の時間が6時過ぎになるので出船が5時55分とのこと、船長に何処へ行くのかと聞かれたのでシラマの真ん中を指定。どうしてこのポイントを選んだのかと言うと去年、ゲンゴロウ 磯で行ったドローンでの磯の空撮をしようと思い、シラマからだと熊野の磯の東側のポイントの空撮が可能です。それと、数年前の11月のこの時期に45cmアップの口太グレが釣れた(自分が釣ったのではないのですが)実績のあるポイントという理由で決めました。
ということで今回の予定はふかせ釣りで30~40cmの口太グレを数匹釣って、合間にジグを投げてハマチを釣り、12時頃に納竿して磯の空撮をするという構想(妄想)でおりました。
釣り座から望む朝日と鈴置島
当日のデーター
小潮
干潮 4:15 17:19
満潮 12:07 21:43
実釣開始
とりあえずショアジギングの用意をすることにジグはJACKEYE マキマキ 40g カラーは流血シルバーを
ロッド テンリュウ POWER MASTER PWM100M-L
リール ダイワ CERTATE HDカスタム 3500
道糸 不明 PE 2号
リーダー フロロ 5号
にセットして置いておくことに
メインのふかせ釣りは
ロッド ダイワ 制覇 AIRMASTER AGS 1-53
リール ダイワ INPURT 2500LBD
道糸 シマノ セフィアG5 PE 0.8号
リーダー シーガー 150 1.75号
ハリス
- シーガー グランドマックス FX 1.5号・2号
- シマノ FIREBLOOD HARD-TIDE 1.7号
ウキ 極磯 FIRE 0(ボーメ度3.0に調整)
ハリ 鬼掛 速掛グレ 浅層攻略 5号
玉の柄 ダイワ DXR 玉の柄 60
撒き餌杓 宇崎日新 ゼロサム 磯 X4 ひしゃく T-M800
という布陣で臨みます。
今回、ロッドに制覇 AIRMASTER AGS 1-53をセレクトしたかと言いますと先にも書いたように30~40cmの口太グレ狙いで、大会に出た時を想定してのタックルセレクトとしました。尾長グレや訳のわからないモンスターの正体を突き止めるパターンではないので今回、制覇 AIRMASTER AGS 1.5-52SMTはお休みさせていただきました。ですからハリスも1.5号からのスタートとしました。
今回の撒き餌はオキアミ生2枚にマルキユーの爆寄せグレ1袋と遠投ふかせTR1袋のブレンドです。
撒き餌が十分あるので先打ち撒き餌を磯際と15mほど先にできている潮目に十分撒き、刺し餌に自作のイエローオキアミを付け、その潮目めがけて、第1投、仕掛けが落ち着いてほどなくしてのアタリ。制覇 AIRMASTER AGS 1-53がしっかり曲がって手前に寄せてみると魚体が白い。磯際のシモリに突っ込みかけるのを強引に引き戻してタモ入れしたのですが、正体は30cmほどのイスズミでした。
ここ最近、朝一の地合いにイスズミの洗礼を受けるのはなぜなのでしょうか。
若干、いやな感じがしつつ潮目狙いで流すことに、朝一のこの時間は風もそれほどなくサラシも適度にできて仕掛けがなじむとまっすぐに沖に向かってゆっくり流れていく状態で全誘導の沈め釣り釣りをするにはすごくいい感じだったのですが、反応がいまいちで、時間が過ぎていきます。
バラシの連続 意気消沈
その後アタリがあるもののハリ外れやハリス切れのバラシの連続。しょうもない歯のある魚ではないようなので、ハリスをシーガー グランドマックス FX 1.5号からシマノFIREBLOOD HARD-TIDE 1.7号に変更。
ほどなくして、1匹目の本命グレを確保
木っ端尾長の登場です。
本命グレといってもキープサイズに程遠いのでリリースです。抜きあげたので磯にあたって傷つけてしまいごめんなさいです。次に来たのは、最初に釣ったイスズミと同サイズのやつでした。その間もハリスを1.7号に変えたにもかかわらずバラシ、この後もバラシが続くことに、バラシた魚は確かに引きが強いのですが、あしらえないほどでもないのにハリスが切られてしまうので根ズレしてハリス切れを起こすのではと思い今度は掛かれば強引に浮かせにかかる作戦にしたところ、こんなんが釣れました。
痩せたアイゴの登場です。
そこそこ引いたのですが最初はかなり茶色いので根魚かと思いましたが痩せたアイゴでした。ちなみにハリは顎に掛かっていました。こちらもターゲットではないのでリリースです。
この時点で時間は10時くらいになっていました。潮の状態も当て潮気味になり西風がかなり強く吹き始めサラシもかなり巨大になって非常に釣りにくい状態になったので昼食タイムを取って休憩することにしました。
暫くの休憩後、ふかせ釣りを再開。休憩の合間にジグを投げてみるも反応なし。
休憩後、本命釣れるもキープサイズに及ばず
休憩後も強風が収まる気配もなくこの状況では、ポイントの空撮も断念しなければならないようです。予定していることがことごとく達成できない時の本命登場でしたが。
29cmの尾長グレ
キープサイズの30cmに届かずリリースすることに。
やっと来ましたキープサイズの口太グレ
お昼前から今まで吹いていた爆風が若干、収まり始め、当て潮気味だった潮の動きも満潮の12時を境に仕掛けの張りが作れる様になった12時過ぎ、遂に本命キーパーの登場です。
やっと来ました口太グレ30cmオーバー
この魚を求めていたのです。(欲を言えばもう5cmほど長さが欲しいのですが)31cmと言えどもぽっちゃりしたコンディションのいい口太グレの登場です。ここで注目してほしいのはハリの掛かり方です。ご覧の通り上唇にがっちりと掛かっています。これはハリの性能だと思うのですが、ここ最近グレ鈎は鬼掛 速掛グレ 浅層攻略 1択で使っています。梅雨グレ攻略 2021の40cmの尾長グレもこのハリの6号を使用して尾長グレのカンヌキにがっちりハリ掛かりし、口太グレでは上唇に掛かるグレ釣り一押しのハリと思います。某大手メーカーの鈎が一番かもしれませんが、鈎は単価が低いので一度試してみてはいかがでしょうか。
何とかキーパーサイズのグレをることが出来たのですが、時間はすでに12時30分を過ぎています。本来なら潮も変わり風もやんだので攻めのラストスパートをかけるべきなのですが、あきらめていたポイントの空撮が風が止んだことで可能になります。どちらを選択しようと考えた末、このタイミングで道具を片付け空撮に取り掛かることにしました。
今回の釣行の予定はほとんど達成できませんでしたが、一番難しいと思ったのはやはりふかせ釣りとショアジギングの両立です。ふかせ釣りでグレを釣って合間にジグでハマチを釣る全くできませんでした。もう一つの反省点としてはバラシが多すぎたことです。まるせいまるの船長に言わせれば、ハリスが細いの一言で片づけられてしまいますが、2号以上のハリスを使うのはかなり抵抗があります。竿がハリスを庇うといいますが制覇 AIRMASTER AGS 1-53で1.7号のハリスで50cmクラスのイスズミを捕ってますし、今回も一瞬で竿が伸されてハリス切れした訳でもないのでこの辺をもっと突き詰めていこうと思います。
ポイント空撮 熊野 シラマ 磯
片付けを済ましたところで風もまだ無かったので無事に空撮をすることが出来ました。周辺のポイントも短時間ですが撮っていますので、参考にしていただければと思います。
映像にBGMが挿入されています。