ぎんきチャレンジ

ぎんきチャレンジ 1 チヌ‐1グランプリ 2019 前編

こんにちは、ぎんきです。

2020年新しい年を迎えての1回目の釣行記のレポートをさせていただくのですが、今回は兵庫県武庫川一文字の武庫川渡船さんが、毎年恒例で催されるチヌ‐1グランプリにエントリーさせていただいた釣行のレポートです。

このイベントの内容以下のような内容となります。

実施要項
  • 開催日 : 12月7日~1月13日
  • 対象魚 : チヌ2匹の長寸
  • 採寸・登録 : お帰り時に売店・桟橋にて登録
  • 商品 : 優勝者は年間パスポート進呈

エントリーは期間内、何度でも更新可能です。

という内容の物なのですが。

その他、補足させていただきますと釣り方のやエサの制限はありません。ふかせ釣り、紀州釣り、落とし込み釣り、ルアーフィッシング、サビキ釣りなんでもOKです。私の場合はふかせ釣りですが、2匹長寸の大物狙いのため、どの釣り方でもチャンスはあると思います。

たまたま昨年の11月に仲間と一緒にこの武庫川一文字に釣行した際にそこそこ良型のチヌをキャッチできたので昨年の12月7日に再度この武庫川一文字を訪れたことがきっかけでこのチャレンジが始まってしまいました。

この時は仲間と一緒で太刀魚の全盛期でもあり、青物の回遊もある状況の中、仲間の太刀魚釣りのフォローをしつつチヌ釣りをしていたにもかかわらず、年無しクラスのチヌを釣ることが出来ました。(詳しくは上記、ページにご訪問いただければ・・・)
というわけで、この釣行の後、一人で集中して武庫川一文字にチヌ釣りに行こうと思っていたのですが、11月は太刀魚全盛期、その上ブリの回遊もあり、平日でも満員御礼ののムコイチのため足が遠のいてしまい12月に入ってからの釣行となりました。

ムコイチ チヌ‐1 チャレンジ 1回目

令和元年12月7日(土)

当日データ

若潮

満潮    4:25   88cm

干潮    9:46   78cm

満潮   16:14   122cm

朝一の青物やアジ狙いの釣り人を避けて、6時頃の渡船に乗ることにしました。波止はこの時期の土曜日にもかかわらず、思ったほどの混雑はない感じで、前回、仲間と渡った場所と同じ2番の船着きで降り、釣り座も前回と同様、東側の救命浮環の掛けてある場所に近い、沖向きに取ることにしました。

実釣開始

今回の釣りの目的は、じっくりとチヌと戯れることが目的なので、釣り始めは竿の胴がしっかり曲がってくれるNISSINゼロサム 鱗 X4 0.4‐530 をチョイスしました。仕掛けはいつも通りで、ハリスを3ヒロ取り、ハリから50cmのところにガン玉のG5を1つ打ったものです。今回ウキは年末のバーゲンで某釣具店購入したキザクラMotae000 を最初にチョイスして使用しました。

今回の私のタックル

ロッド&リール

  1. 宇崎日新 ゼロサム 鱗 X4 0.4 5.3m&シマノ BB‐X TECHNIUM 2500DXGS
  2. ダイワ 銀狼 唯牙 AGS 競技 06-50 SMT&シマノBBーX HYPER FORCE 1700DXG

道糸

  1. シマノ セフィアG5 PE 0.6号
  2. シマノLIMITED PRO PEG5⁺ 0.8号 レッド

リーダー シーガー フロロマイスター 1.5号

ハリス シーガー 150 1.2号

ウキ キザクラMotae000&極磯 斬獲 00(ウエイト調整済み)

ハリ 鬼掛 底攻めチヌ 2号

玉の柄 ダイワ DXR 玉の柄 60

撒き餌杓 宇崎日新 ゼロサム 磯 X4 ひしゃく T-M800

撒き餌は現在メインに使用しているヒロキューのスーパーブレンド制覇チヌがベースの物です。刺し餌は自作のイエローオキアミから始めます。第1投目は7時頃、その後、数投目のにチヌアタリ、ゼロサム 鱗 X4 0.4‐530をしっかりしならせて上がってきたのは40cmあるかないかのアベレージサイズのきれいなチヌでした。

着いて早々出迎えてくれたチヌ

幸先よく1匹目が釣れたので、前回仲間と来た時によくアタリがあったマルキユー激荒のサナギとコーンをミックスした刺し餌に変更し、じっくり流す作戦に、ちょうど潮変わりなのか流れの変化があり、その後すぐ、8:00前ごろゆっくり穂先を抑えてきて、重量のある引きをしてくれたのは45cmクラスの良型チヌでした。

重量感のある引きで楽しませてくれた良型チヌ

ゼロサム 鱗 X4 0.4‐530は、超同調子の竿なので、竿の曲がりが半端ではないため、横で、釣っていた釣り人が駆けつけてくれました。竿は曲がっているのですが、そこからのパワーがさすが4軸カーボンの底力、難なく魚を浮かすことができます。しばしその釣り人と会話し、潮の変化があったので、今がチャンスかも・・・・。などと状況を伝えました。

その後、刺し餌をオキアミとコーンサナギを交互に変えて刺し餌のローテーションをして8:30頃にオキアミにロケットアタリ、上がってきたのは40cmアベレージクラスのチヌでした。

オキアミにロケットアタリしてきた40cmクラスのきれいなチヌ

怒涛の釣り始めのアタリが遠のいてしまいましたが、十分、チヌとのコミニュケーションを取ることが出来ました。

暫しの沈黙の後の10時過ぎ、次に来たのは、アベレージの40cmクラスの奴でした。しかし胸鰭が少し変です。

暫しの沈黙の後に来た胸鰭が少し変なチヌ

この時、隣で釣りをされていた先程の釣り人が帰られるようだったので、今チヌが釣れたところなので持って帰られるか尋ねると、持って帰られるとのことでしたので、このチヌを差し上げることに、その後、アタリがあって、合わせを入れたのですが、スカスカ状態となり回収すると、リーダーの先一ヒロのところで切れているではありませんか、ウキごと仕掛けをロストしてしまうはめに、仕方がないので、この際、竿ごとタックルをチェンジ。ロッドをダイワ 銀狼 唯牙 AGS 競技 06-50SMTリールをシマノBBーX HYPER FORCE 1700DXG にし、ウキを極磯 斬獲 00(ウエイト調整済み)に変えて、仕切り直しとしました。

仕切り直し後の11時30分ごろSMTの穂先に反応したのは40cmを若干切れるチヌです。ハリを飲まれていたので針外し時に弱ってしまい、この魚をキープすることにしました。

タックルチェンジ後の一匹

朝の怒涛の勢いがなくなったもののコンスタントにチヌが釣れる状況です、この後12時30分頃にたぶん刺し餌はオキアミと思うのですが明らかに魚が浮いているというようなアタリ(竿先をすっと持っていく)掛けた時点で型が小さいと判断できる引きで、あがってきたのは、本日最小の35cmのチヌでした。

本日最小35cmチヌ

この30分後の13時頃、コーンとさなぎのミックスにSMTの穂先をゆっくり抑える大型特有の前あたり、穂先を持って行ったと同時に合わせを入れると案の定、重厚な引きが竿全体に伝わり、ゆっくりあしらいながら手前に寄せることに、
今回は、ゼロサム 鱗 X4 と銀狼 唯牙をチェンジして、使ったのでその違いを改めて知ることができました。やはり 銀狼 唯牙の操作性はすこぶる操作しやすいです。しかし、曲げ切った時のパワーが今一つ物足りないというか、オートマチックに浮かすことができません。この時もそうでしたが、粘りがあって耐えれることは耐えれるのですが、相手との均衡した引っ張り合いで、相手の体力が弱まるのを待つ感じです。言葉では説明しにくいのですが、ゼロサム 鱗 X4 の場合、見た目では大変そうに見えるほど竿が曲がってしまうのですが、曲がれば曲がるほど相手にダメージを与えてオートマチックに魚を浮かすイメージです。どちらの竿も年無しクラスのチヌを獲っていますので全く問題はないのですが、釣り味の違いが明らかであるということです。

銀狼 唯牙 ゼロサム 鱗に関して
  • 銀狼 唯牙 AGS 競技 06-50 SMTは操作性重視
  • ゼロサム 鱗 X4 0.4 5.3mは釣り味重視

話を元に戻しますが、上がってきたのは45cmを優に超える年無しに近いチヌでした。

45cmアップのチヌ

まだまだ釣れる雰囲気もあったのですが、撒き餌も底をついてきたので、14時に撤収とし、15時の帰り便で帰ることにしました。

本日は武庫川渡船のイベントのチヌ‐1グランプリの初日です。これだけ釣れたので、まだまだ期待が出来るのではと判断し、2番目に釣れたのと最後に釣れたチヌを検量に出して、チヌ‐1グランプリにエントリーすることにしました。これが今回のチャレンジの始まりとなりました。それ以外の釣ったチヌ5匹の内1匹はお隣の釣り人にすでに差し上げていますので、残り4匹、1匹はハリを飲んで弱ってしまいましたので、その1匹をキープして3匹をリリースしました。また、検量に出した2匹は武庫川渡船さんのの方で、地域のボランティアで利用できるとのことで寄付させていただきました。

ムコイチ チヌ‐1 チャレンジ 2回目

令和元年12月17日(火)

当日データ

中潮

干潮    4:18   4cm

満潮   11:16   131cm

干潮   16:44   100cm

ふかせ釣りなので夜が明けるまでほとんど何もできないので、この日は夜が明けてから一文字に渡るつもりで6時に武庫川渡船に到着、6時30分の渡船に乗り、渡ることにしました。連日ブリの釣果があるためか、平日にもかかわらずそこそこ釣り人が渡っているようで、3番の船着きが空いているという船頭さんの情報で3番で降りることにしました。ふかせ釣りなので撒き餌で魚を集め際すればあんまり場所は影響ないのではと思っているので、場所はどこでもいいのですが、今まで2番しか渡ったことがないので若干の不安があります。3番の内向きは引き船の台船が係留してあるので、2番方向に移動し一番端の台船のある2番側の外向きに釣り座を取ることにしました。

実釣開始

仕掛け・撒き餌とも前回と同様の物ですタックルもほとんど同じで以下のものです。

今回の私のタックル

ロッド  宇崎日新 ゼロサム 鱗 X4 0.4 5.3m

リール  シマノ BB‐X TECHNIUM 2500DXGS

道糸 シマノ セフィアG5 PE 0.6号

リーダー シーガー フロロマイスター 1.5号

ウキ 極磯 斬獲 00 (ウエイト調整済)

ハリ 鬼掛 底攻めチヌ 2号

玉の柄 ダイワ DXR 玉の柄 60

撒き餌杓 宇崎日新 ゼロサム 磯 X4 ひしゃく T-M800

7時頃に釣り座に着き7時半頃から釣り始めるパターンで開始。先打ち撒き餌を十分にいつも通り10mほど沖に撒いておきます。前回と違い最初はなんのアタリもない状況が続きます。刺し餌も前回と同様自作のイエローオキアミとマルキユー 激荒のサナギ&コーンの抱き合わせのローテーションです。実際、魚が集まるまではこのパターンが正解かと思いますが、前回と違って潮の動きか大きい日に当たっています。回収時のウキの沈み具合に違和感を感じたので、ウキの極磯 斬獲にウエイトバランサーを2枚追加することにしました。追加して間もなくの9時前に最初のアタリ、重厚な引きを見せる良型チヌの登場です。

ウキのウエイトチューニング直後に喰ってきた45cmクラスのチヌ

次に10時前アタリがあり40cmを少し超える食べごろサイスのチヌを確保。

食べごろサイズのきれいなチヌ

ついにきました年無しチヌの降臨です。

お昼前の11時30分頃ゼロサム 鱗 X4 の穂先をゆっくり抑え込むアタリです。このパターンは大型の確率が高いのです。案の定、根掛を思わせる重厚感。しかし根掛ではなく明らかに生命感があります。強烈に曲ったゼロサム 鱗 X4ですが、ここから本領発揮なのです。しかし、この曲がりでやり取りをしていると自然とギャラリーが集まってきてしまいます。やっと魚体が浮いてきたところにボラが伴走して泳いでいます。チヌが喰った撒き餌を吐きだしたのでボラがそれを喰いに来ている状態です。ゆっくり浮かしてタモ入れしたのは50cmぴったりの年無しでした。

チヌ‐1の上位入賞の希望を持たせてくれた年無しチヌ

尾びれがちびっているので残念ですが年無しの降臨です。敷いているドンゴロスは魚が弱って縮むのの防止のためのアイテムです。

この後、12:30頃に撒き餌が尽きてしまい、ラスト1投にアベレージサイズの40cmクラスのチヌをもう1枚追加して4匹の釣果で納竿としました。

ラスト1投目に来た40cmクラスのチヌ

今回釣れた年無しチヌを検量に出し、入れ替えを果たすことが出来ました。

今回はまだまだ釣れる状況の中、撒き餌が底を着いてしまい納竿せざるを得ない状況になってしまったのが非常に残念ですが、一応来年に期待が出来る釣果で終えることが出来ました。

昨年のチヌ‐1グランプリへのレポートは以上のような状況となりましたが、当初はチヌ‐1グランプリ終了後にいっぺんに公開しょうと思っていたのですが、内容が長くなってしまい今年の分は分けてレポートすることにいたしまた。

後編に続く