ぎんきチャレンジ

ぎんきチャレンジ 1 チヌ‐1グランプリ 2019 後編

こんにちは、ぎんきです。

ぎんきチャレンジ №1 チヌ‐1グランプリへの挑戦の続きのレポートになります。
12月に武庫川一文字にチヌ釣り釣行をした際にそこそこ釣果に恵まれ、たまたま当日から開催の武庫川渡船様主催のイベントであるチヌ‐1グランプリにエントリーし、10日後に再度訪れ、50cmの年無しチヌを仕留めサイズアップし、新年を迎えました。しかし上位入賞のためには何とかして年無しの追加が不可欠です。
ということで、年明け1回目のトライとして早々の1月2日(水)と1月10日(金)・11日(土)にチャレンジ釣行しました。

ムコイチ チヌ‐1 チャレンジ 3回目

令和2年1月2日(水)

当日データ

小潮

干潮    4:52    45cm

満潮   13:01   112cm

武庫川渡船様の年明けの営業は本日1月2日からです。年末からまだまだブリの回遊もあり、アジ・サバ・太刀魚の釣果もある為、釣り人が多数来られる様であったため、5時出船の1番船に間に合うように現地の到着。釣り公園の駐車場はすでに多くの車が止められていました。

今回は2番の船着きで下船することにしたのですが、夜明け前の暗い中、波止ではすでに釣り人が渡っておられ、0番船の出動となったようです。

場所は2番の船着きから西に進んでいきましたがもうすでに手前から釣り座を構えられているのでいつもの救命浮環を掛けてあるより向こうの場所をやっと確保することに、本日の日の出は7時04分まだまだ明るくなるまで時間があります。その間、撒き餌作りから取かかることにします。今回の撒き餌は、大阪湾波止釣り配合エサの定番中の定番マルキユーナンバー湾チヌⅡです。この配合エサは同社 チヌパワー激重に次ぐ沈下速度№2の重量級の配合エサです。私のように底しか狙わない釣法にもってこいなのです。

今回、これにオキアミ1.5kgとマルキユーの激荒をこの間に混ぜわせます。撒き餌ができた時点で今回も外向きに釣り座を取ることにして約10mほど先に先打ちの撒き餌を打ってポイント作りにかかります。しかし撒き餌の混ぜ方が不十分だったのか、オキアミの刻みが足りなかったのか、今回、初めてナンバー湾チヌⅡ 単体の配合としたのが悪かったのか定かではありませんが、撒き餌が粘りすぎて杓のカップにこびりついてしまいます。撒き餌のカップは事前にコーティングしているのに納得がいきません。不満が残るもののとりあえずセッティングを終了して6時30頃から釣り始めることにしました。

実釣開始

今回の私のタックル

ロッド  ダイワ 銀狼 唯牙 AGS 競技 06-50SMT

リール  シマノ BB‐X TECHNIUM 2500DXGS

道糸 シマノ セフィアG5 PE 0.6号

リーダー シーガー フロロマイスター 1.5号

ウキ 極磯 斬獲 00 (ウエイト調整済)

ハリ 鬼掛 底攻めチヌ 3号

玉の柄 ダイワ DXR 玉の柄 60

撒き餌杓 宇崎日新 ゼロサム 磯 X4 ひしゃく T-M800

ほとんど前回の釣行と同じで強いていうならばハリをいつも使っている2号から基本年無し狙いになりますので、ハリを3号にしている程度です。また、今年の初釣りになりますので、最初は一番実績のあるダイワ 銀狼 唯牙 AGS 競技 06-50SMTをセレクトしました。チヌ‐1グランプリに上位に食い込むには50cmオーバーに照準を合わせなければならないので、予備竿は、それ用のシマノ 極翔 08-530 を持参しています。

ということで釣り始めたのですが、西向きの風がかなり強くうまくラインを誘導することが出来ません。撒き餌も相変わらず杓のカップにこびりついてフラストレーションが溜まる一方です。その上、強風で上潮がかなりの勢いで飛んでい行きます。30mほど船着き側の外向きで、いかにも磯釣り師であろう装備をした2人連れの釣り人も竿を曲げている様子はない状況です。何のアタリもないまま時間だけが過ぎていきます。西風は一向に収まらず上潮は飛ぶ一方で10時過ぎ外向きを諦め釣り座を内向きに変更することにしました。

やっときました。初釣り坊主逃れのキビレ様

内向きも西の強風のせいでこれにあおられて上潮が右方向に飛んでいます。今回もウキは斬獲の00+の沈下速度の速い物を使用しているので上潮は突破できるのですが、逆に底潮はそこそこのスピードで左に流れ道糸を張ると手前に戻されます。特に内向きで、あまり釣果を上げたことのない私はこの状況を打開する引き出しがあまりありません。とりあえず試行錯誤で刺し餌の自作イエローオキアミにして、流していると10時30分頃、ダイワ 銀狼 唯牙 AGS 競技 06-50SMTSMTの穂先をひったくるアタリ、思わず声を上げる始末でした。引きのパターンが若干違うので、大型チヌではないことは確かですが、上がってきたのは40cmクラスのキビレチヌでした。

昨年(2018年12月)も上潮と底潮の流れが逆のときも内向きでキビレを釣った経験があり、今回も全く同じパターンです。

というわけで、この後14時まで頑張ったのですが、一向に風は収まらずこの1匹のみの終わってしまいました。

15時の帰り便を待っている間、船着き近くの内向きでコンスタントにチヌを掛けている釣り人がおられましたので、魚はまだまだ居付いているみたいなのですが、今回はあえなく撃沈ということでしょうか。

ムコイチ チヌ‐1 チャレンジ 4回目

ムコイチ チヌ‐1グランプリは、1月13日(月)までなので、なんとしても後1匹、年無しチヌのゲットを目論んで、1月10日(金)と11日(土)の2日連チャンでの最終トライです。

釣行時のデータ

1月10日

大潮

満潮    7:14   141cm

干潮   12:34    86cm

満潮   18:18   137cm

1月11日

大潮

満潮    7:52   147cm

干潮   13:15    82cm

満潮   18:59   142cm

令和2年1月10日(金)

当日は、仕事の関係もあり、10時の渡船で一文字に渡ることに、前々日は気圧配置の関係で大阪湾は大時化状態で当日も、若干不安定な気象状況だったのですが、釣りをするのには問題ない状況です。本日は3番の船着きで降り、2番寄りの台船が切れる位置の外向きに釣り座を構えました。撒き餌は前日に二日分の撒き餌としてヒロキューの制覇チヌ3袋とオキアミ3kg・アミエビ800gとマルキューの激荒1袋を家で混ぜたものを半分持参してきましたので、釣り座に着くなり、先打ちの撒き餌をいつもの量より1.5倍ほど多く、10m位沖をめがけて打ちました。今回は、家でしっかり作り込んだ撒き餌なので、杓離れもすこぶる順調で思ったポイントに打ち込めます。
タックルはいつもと変わらないのですが、大物狙いに照準を絞っているので、ロッドを シマノ 極翔 08-530をチョイスしました。

今回の私のタックル

ロッド  シマノ 極翔 08-530

リール  シマノ BB‐X TECHNIUM 2500DXGS

道糸 シマノ セフィアG5 PE 0.6号

リーダー シーガー フロロマイスター 1.5号

ウキ 極磯 斬獲 00 (ウエイト調整済)

ハリ 鬼掛 底攻めチヌ 3号

玉の柄 ダイワ DXR 玉の柄 60

撒き餌杓 宇崎日新 ゼロサム 磯 X4 ひしゃく T-M800

出だしが遅いので、10時半ごろの第1投です。

実釣開始

刺し餌は大物狙いのためサナギ中心で行くことにしていましたが、お昼前まで何の反応もなく過ぎていきました。
船着き寄りの内向きでチヌふかせをされているグループがいます。その釣り人が竿を曲げたようで、タナとエサを仲間に伝えていました。タナは6ヒロ、エサはオキアミみたいです。地合いなんでしょうか、こちらの極翔 08のエキサイトトップには相変わらず何の反応もありませんでしたが、12時30分頃、仕掛けを回収しようとリールを巻取ると何んか掛かっています。引きはチヌらしい重厚な引きですが、大型ではないようです。若干の抵抗を見せて上がってきたのはノッコにチヌを思わせるまるまる太った40cmクラスのチヌでした。

渋い中居食いしてきた40cmアベレージサイズのチヌ

さすが極翔 ゼロサム 鱗 や 銀狼ならば、このサイズのチヌなら胴までためてやっと浮いてくる感じなのですが、リールを巻いているだけであっさりと浮いてきまいた。本来ならこの渋い状況のなかの貴重な1匹なので喜ぶべきところなのですが、今回のターゲットは、50cmアップです。
その後も15時過ぎまで反応がありませんでしたが、内向きでは丁度その時間に地合いがあったようで、立て続けに竿を曲げられていました。その時の刺し餌はコーンだったようでタナは相変わらず6ヒロだったようです。外向きでの反応を期待していたところ。突然、北風が吹き始め釣りにならない状態に明日もあるのでこの時点で納竿することにしました。
道具を片付けていると落とし込みの釣り人が来られ状況をお聞きすると、前々日の時化でかなり水温が低下しているため非常に渋いとのこと、明日もいまいち期待がもてないかも・・・・。

令和2年1月11日(土)

今日は、チャレンジ最終なので丸1日頑張って釣るつもりで、5時30分の2番船で、2番に船着きで降り3番方向に移動し釣り座を構えることに、日の出が7時04分まだまだ暗いのでゆっくりとタックルの準備に取り掛かります。昨日は内向きの釣り人が釣果に恵まれていたようなので内向きで釣りを始めることにました。タックルは昨日かなり食いが渋かったのを考慮して、感度のいいSMT搭載のダイワ 銀狼 唯牙 AGS 競技 06-50SMTをチョイスし、リールは何でもよかったのですが、ダイワの竿なので同じダイワの  IMPULT 2500LBD 装着。これに巻いているラインはよつあみ G-SoulWX4F1OHDRAGONSS1400.6号 です。他は前日と全く同じタックルです。

実釣開始

明るくなってきたので、内向きの竿1本分ほどのところにしこたま撒き餌を打って、第1投しましたが、この日も大潮なので、高比重のウキを使っているのですが近投では仕掛けの流れが速すぎてなんかしっくりきません。というわけで、天候は昨日の夕方の強烈な北風とは打って変わって穏やかなため、外向きに移動することにしました。

気温は低いのですが防寒さえしっかりしておけばのんびり釣りを楽しむには絶好の釣り日和です。しかし何の反応もありません。やっとSMTの穂先にアタリがあって顔を見せてくれたのはミニガシラでした。よくよく考えれば、この武庫川一文字のふかせ釣りでチヌ・キビレ以外で初めて釣った魚種です。フグとかアジ・ボラなど釣れると思うのですが、私は今までチヌ・キビレ以外は釣ったことがありませんでした。その後も一度だけラインを引っ張る微かなアタリがありましたがハリ掛かりしませんでした。喰い渋り状態の典型と言わざる負えません。他の釣り人はと言うと船着き方向の隣にいた釣り人は紀州釣りをされているようで、しきりに内向きと外向き双方に移動され釣りをされていましたが、竿が曲がることはなかったように思います。私も時折、内向きに移動して釣り座を変えたもののこの日一日チヌの顔を見ることが出来ませんでした。

というわけで私のチヌ‐1グランプリへのチャレンジは終了しました。完全に年明けの後半戦に失速してしまった結果となりましたが、1月8日の大時化が影響したと思われます。私自身の職場は大阪湾が望める所にあるので8日当日の海の荒れ様は台風並みでした。これにより海底の泥がかき混ぜられることによって底の状態(酸素濃度など)悪くなり、底狙いの私の釣法が不利となったと思われます。1月10日の釣行で内向きで釣りをされていた釣り人のタナが6ヒロとのことでした内向きの水深が約10mですので、6ヒロ=9m+当日は潮の流れがかなりあったので6ヒロにタナを合わせるとそこから2~3m上を流している見当になります。かなり魚が浮いている状態だったのは確かです。惨敗の結果になりましたが、それでも釣りに行こうと思った日に釣りができたのはラッキーでした。

ぎんき チャレンジ №1 チヌ‐1グランプリ2019 まとめ

ということでぎんきチャレンジ企画の1回目のレポートをいたしました。武庫川渡船様に於いては色々なイベントを企画されていますので、機会があれば私もまた参加してレポートさせていただこうと思います。今回のチヌ‐1グランプリ2019ですが、私自身最終的に年明けの失速で50cmアップを2枚揃えることが出来ず残念な結果になりましたが、10位までの方が2匹長寸100cm超えを達成されており、型・魚影ともに武庫川一文字はチヌの1級フィールドであることは確かです。
このチヌ‐1グランプリの賞品に関しては渡船券を大盤振る舞いされたようで、武庫川一文字に通われる方にとってはうれしいご褒美となったのではないかと思われます。
詳しくは、武庫川渡船様のH.Pをご確認ください。

今回は私のチャレンジのレポートとしてムコイチのチヌ‐1グランプリにエントリーした釣行記を投稿いたしましたが、今後、何かの企画や大会等に参加した際にはそのチャレンジレポートしようと思っております。