釣行記

若狭湾 小浜にて、エギング&遠投釣法

釣り仲間3人と若狭湾にてエギング&遠投釣法

こんにちは、ぎんきです。

今回は、初心者フィッシングのとして秋のコロッケサイズのアオリイカをメインターゲットととして、ぎんきフィッシング初の日本海への釣行としました。メンバーはU氏と釣り初心者のH氏とK氏です。

場所 福井県 小浜 漁港

令和元年9月18日(水)

当日データ

中潮

満潮   4:14  42cm

干潮  10:47  25cm

満潮  17:22  41cm

現地漁港の駐車場に夜明け前の午前5時過ぎに到着、平日にもかかわらず釣り人が数名入っているようで、私たちも、早速準備をして漁港の波止へ向かうことに、ここは以前、私がエギングにはまっていた頃、10月末に波止の先端でキロアップのアオリイカを仕留めた実績があったので、この漁港を選択しました。今回は、U氏以外のH氏とK氏にコロッケサイスのイカを楽しんでいただき、U氏と私はチヌふかせをするという計画です。
この釣り場、駐車場から波止の先端まで、そこそこ距離があるので、ふかせ釣りの道具を運ぶには一苦労します。単独釣行では荷物をコンパクトにしなければ大変ですが、今回は人数がいるので助かります。
波止は、思ったより大勢の釣り人がすでに釣りをされており、何とか先端の手前に釣り座を確保しました。やはりエギンガ―がほとんどです。H氏とK氏用にエギングのタックルを準備し、2人に渡し、しゃくってもらうことに、状況としては波止際は豆アジと思われる大群、ウマズラハギの小さいの、木っ端グレなどがわんさかいますが見えイカは確認できません。豆アジがいるので、これを目当てに回遊してくることに期待してもらうことに、両名にエギングのレクチャーを済ませ、自分のタックルの準備にかかります。

今回の私のタックル

ロッド 宇崎日新 ゼロサム 鱗 X4 0.4 5.3m

リール シマノ BBX TECHNIUM 2500DXGS 

道糸 シマノLIMITED PRO PEG5̟⁺ 0.8号 レッド

リーダー シーガー フロロマイスター 1.5号

ハリス シーガー 150  1.2号

ウキ 極磯 FIRE 00 (ウエイトバランサー0.095gX4)

ハリ 鬼掛 底攻めチヌ 2号

玉の柄 ダイワ DXR 玉の柄 60

撒き餌杓 宇崎日新 ゼロサム 磯 X4 ひしゃく T-M800

お気づきかと思いますが、リールに関してシマノ BBX TECHNIUM 2500DXG Sの初登場です。言わずと知れたシマノレバーブレーキリールのハイエンドモデルです。 今回は、慣らし運転を兼ねての使用としました。ラインに関しても、今までメインに使用していたセフィアG5よりも定価で1000円も高い磯釣り専用PEラインLIMITED PRO PEG5⁺を奮発して巻きました。いずれリールのインプレとラインの比較(G5の+はどの程度+なのかなど)レポートしていこうと思います。
ということで実釣開始。

実釣開始

いつもの釣り友との釣行では、色々お世話があるので、実釣開始時間遅くなってしまいますが、6時ごろから釣り始め、釣り座は波止の沖向きにし、ポイントは当然のごとく遠投釣法なので約30m沖として仕掛け投入前に撒き餌を20杯ほど打ちます。本日の撒き餌は、撒き餌レシピ ヒロキュー編のものです。30mほど沖にもかかわらず撒き餌投入ポイントはエサ取りの黒い影が確認できるほどです。この状況ではオキアミはひとたまりもありませんが、キャストの慣らしとして、刺し餌をオキアミにして2.3投し、コーンに変えてすぐ鮮明なアタリ、しかし引きがいまいちです。上がってきたのは20cm位のサバフグです。先行で隣で釣りをしていたU氏もエサ取りに苦戦している模様。中層は木っ端グレかアジの大群、底はフグだらけの状況です。一方、エギングチームはと言いますと、何の反応もあらへんとのこと、そこで、K氏が彼女の親父さんからもらった竿とリールを持参してきていたのでその道具で仕掛けを用意することに、竿は2号の磯竿4.5mと5.3m リールは往年の名器ダイワの両軸リールのチヌマチックとリアドラッグの小型のスピニングリールでした。リールは使いようがないので、4.5mの竿に半誘導の仕掛けをセットしてあげオキアミを刺し餌にして釣ってもらうことにしました。ここで、先端でエギングをされていた釣り人が場所移動をされたので私たちが先端を陣取ることとなり若干釣りやすくなったのですが。
仕切り直して、私の方はフグとの格闘です。ハリスはかじられて、ハリはなくなる状況。
8時頃、コーンの刺し餌にフグとは違うアタリがありリールを巻くと隣のU氏の仕掛けと絡んでいる模様、U氏の仕掛けの絡まりを外しても生命反応があり、タモ入れしたのはこの子でした。

お祭りした後に釣れた30cmあるかないかのグレ

波止釣りにしてはまぁまぁのグレですが、チヌ狙いなので何ともというところでしょうか。

その後、9時30分頃、練り餌の刺し餌で、U氏もグレを釣られました

25cmクラスの足裏サイズですが、キーパーサイズです。
余談ですが、何時頃来られたのかわかりませんが、先端の釣り人が移動された後しばらくして地元の方と思われる年配の釣り人が来られ同行の人の話しているのか、隣の釣り人に話しているのかわかりませんが、永遠と釣り自慢の話をされていました。会話の内容としては納得できる内容も多々あり、以前、高齢者の釣りに関して投稿したようにこういう人が、もっと表に出て釣りを広めていくべきだと改めて思いました。

そうこうしていると波止が騒がしくなり、隣でルアーをキャストしていた釣り人に大物が掛かったようで、上がってきたのはペンペンサイズのシーラでした。例の地元釣り人はシーラに関する釣り談義が始まっています。日本海でこの時期、シーラの回遊、海は真夏の高水温の状況です。この状況でのイカは厳しいと言わざる負えません。頑張ってエギングを続けていたH氏もやる気をなくしています。そんな中、彼女の親父さんからいただいた竿でふかせ釣りをしていたK氏がアジを釣られたので、そのアジをエサに飲ませ釣をしようとヒラメやコチが喰ってくるのを期待して底で、アジが泳ぐ形の仕掛けを用意してエギングをしていたH氏に渡すことにしました。
自分は、沖向きがシイラで騒がしいのと風向きが沖から吹いてくるようになったので、以前キロアップのアオリイカを仕留めた先端の若干内向きの筏の際を攻めてみることにしました。筏まで60mくらいあるのでおもっきり投げると届きそうですが、船の往来があるので40m位、投げてアタリを待ちます。
沖向きにふかせ釣りをしていたU氏にシイラがヒットしたとのこと、練り餌が着水したと同時に喰ってきたということでした。
私の方はやっと練り餌に20cm位のアコウが喰ってきました。さすが日本海は練り餌大好きはオオモンハタではなく、同じハタ系のアコウでした。魚の写真は撮ったはずなのにデータにありませんでしたので、お見せすることができません。申し訳ありません。
波止際はアジの大群で撒き餌を撒くと真っ黒になります。釣り友は、本命のイカが全くなので、アジを掬っておみあげにするそうで、タモを海中に浸けて撒き餌で集めるとわんさかタモに入ってきます。それをエサにして、飲ませ釣りをしたりして時間をつぶしていました
アジを100匹以上、掬っておみあげができたところで、私も撒き餌が底をついたのでお昼過ぎに納竿としました。

今回の釣行に関して

釣果

今回の釣行の狙いの本命コロッケサイズのアオリイカ&チヌに関して、全く姿を見ることができませんでした。イカは、高水温の影響で、もう少し涼しい場所で休息しているかも。チヌに関しては全くの無反応に終わりました。その代り、日本海の波止では満足サイズのグレが取れたので良しとすることに、チヌが釣れなかった要因として、沖向きで釣っていた時に感じたのですが水深がかなりあるようで、底まで撒き餌が効いていなかったことと、刺し餌がフグにやられて、仕掛けが底まで届いていなかったのではと思います。急深の地形では遠投すればするほど、当然のごとく深くなります。半誘導仕掛けの場合1号錘などを使用して一気に深い層まで刺し餌を沈めることができますが、全層釣法の場合、ウキの沈下速度をある程度、早めるようウェイト調整をするぐらいです。水深のあるところで、どの程度までウエイト調整をするのがベストなのかの検証も今後していこうと思います。釣り座を変えてからアコウがヒットしたので今回使用した仕掛けの於いては、内向きでは間違いないと思われます。

タックルに関して

最初のタックルの紹介の際に明記しましたが、今回、慣らしとしてシマノレバーブレーキリールのハイエンドモデルのBB-X TECHNIUM 2500DXGS を使用しました。SがついているのでSUTブレーキモデルです。詳しいインプレッションに関してはもう少し使い込んで投稿しようと思いますが、今回感じたことを2点ほどまとめます。

今回 BB-X TECHNIUM 2500DXGS を使用して
  1. 巻き取りが異常に軽い
    巻き取り時にローターが無負荷のときに惰性で回るため、仕掛け回収時も巻き取りに惰性が働くためギアー比関係なくハンドルに負担がかからない。
  2. ベールのリターンをハンドルの回転でする場合ハンドルのストロークが短くリターンできないことがある。

1.2ともSUTブレーキに関してですが1はメリット2はデメリットです。
1に関しては巻き上げ時、惰性でロータが回るのでハンドルの負担がほぼゼロの感じです。ハンドル1回転の巻き上げ量は同じでも巻き上げのスピードは断然速くなります。なのにBB-X HYPER FORCE にダブルエクストラハイギアの XXHGS て必要なのか疑問に思います。ダイワ様との競争でハンドル1回転あたりの巻き取り量をアピールしたいのですか?、でかい魚が掛かって高負荷時の巻き取りの重さも考慮されているのか? です。

2に関して、ダイワ様のようにオートリターンベールではなくマニュアルリターンベールでいいじゃないですか。

今回はこの辺にしておきます。

次に今回いいリールにはいい道糸をということでBB-X TECHNIUM 2500DXGSに巻いたシマノLIMITED PRO PEG5̟⁺ 0.8号 レッド に関してですが、レッドは非常に見やすいです。PEG5⁺の+に関して、触った感じは別として、使用しての違いは、今のとこころわかりません。強いて言うならば、沈みが速く感じましたが、気のせいかも知れません。この件に関しても、釣行毎のレポートや、使い込んでまとまったら個別にレポートしようと思います。

追記

9月半ば過ぎに釣行したレポートが10月の投稿となってしまいました。自らのWi-Fi環境に問題が発生したのと、その他要因もありましたが、釣行レポートに関しては釣行後、速やかに投稿するよう努める次第です。