釣行記

乗っ込みチヌを求めて、沖磯で遠投釣法

三重県熊野沖磯にて乗っ込みチヌ狙い

平成31年3月20日(水)

場所 三重県熊野 まるせいまる 箱島にて

満潮  5:35
干潮 11:26

渡礁時間6:00~13:30

こんにちは、ぎんきです。

ブログを立ち上げて第1回目の実釣レポートとなりました。

今回、チヌ釣りの遠投釣法を一度沖磯で試したくチヌ乗っ込みシーズンの走りなのであわよくば60近いチヌを釣ろうと意気込んでいたのですが、早々結果から申し上げると散々なものとなりました。事前のYahoo天気の風予想では北西の風2m程度といい感じの条件だったので今回、磯釣り初体験のU氏を無理やり引き連れての釣行となったのですが、道中風もなく霧が発生している条件で当日の午前1時頃民宿に到着、仮眠をとって朝起きようとすると嫌な風音、5時過ぎに出船、北西風にもかかわらずかなりの波となっておりました。
当初から一番安全で湾内のチヌ釣りができる箱島を予定していたのですが、湾内のこの島でも一番高いところでないと危険で、高いところにいればそれだけ風の影響を受けるし用意するのも難儀な状態でした。そのうえなんと玉枠を車中に忘れてくるという大失態をしでかしてしまい朝から完全戦意喪失状態となってしまいました。
しかし、せっかくここまで来てU氏も連れてきたので気を取り直して用意。

強風
の中頑張って釣りをするU氏

前方に見えるのは名礁マブリカ

今回の私のタックル

ロッド シマノ極翔 08-530

リール シマノBBX HYPER FORCE 1700DXG

道糸 セフィアG5 PE 06

リーダー シーガー フロロマイスター 1.5号

ハリス シガー 150 1.5号

ウキ 黒魂 エース・トランプ

釣り開始

強風の中、島の南の高場より仕掛けを投入するが、左からのサラシで仕掛けがなかなかなじまない状態、ウキは00相当のウキであったので、仕方なく板おもりを追加し000以下の浮力にしてやっと仕掛けが入るようになった。しかし、風の方向と逆の完全な当て潮でみるみるうちに磯際まで来る始末、島なので移動すれば180度釣り座があるのだが、風と波で現状ここで頑張るしかないと諦め我慢することに、潮が沖に向いてくれれば深さもあるし真鯛が食ってくるところなのだが、干潮の11時半ごろまで変わらない。U氏にアドバイスしようと思ったが、仕掛け自体をこの状況でうまくなじませているようであり、状況さえ良ければ湾内のこの島でも良型が喰ってくるにのなあと思い残念で仕方なかった。
9:00ごろ見回りの弁当船到着。ちょうどこの時はライントラブルで仕掛けが回収できない状態。またテンションが下がりかけるが、徐々に風が収まって来たので期待をもってここで釣り続けることに、当て潮は一向に収まる気配がないので、10:00に1時間前にもってきてもらった、お弁当タイムに入る。まだ温かいので美味しくいただくことができました。まるせいまるさんありがとうございます。本来ならここで仕切り直しで移動すればもっとましな結果になったかもしれませんが、自分の悪い癖で同じところで粘ってしまいました。先にU氏が移動し自分もつられるように島の西側に移動。ここはかなり低い足場で満潮時は水没しているのですが今は潮が引いて足場もいい状態。まだふかせ釣りを始めていなかったときエギングで小型アオリの数釣りをしたことのあるポイントです。手前はシモリがありますが、遠投すればいい感じのポイントなので、風と波がなければここで釣ろうと思っていた場所です。

こちらの画像はまるせいまる様のHPから引用させていただきました。

朝一番は右下の矢印のところで釣り開始、11時ごろ箱島と書いてあるところで釣り開始

こちらに着くなり1投目であたりがあり、本日初めてあたりです。感覚的にいつもやってる遠投釣法の感覚で、これはいけるかもと思いましたが、上がってきたのは磯ベラの2連発。しかしパターンとしては合っているので集中する。ところがちょうど潮変わりの時間で、そのあたりも遠のきマキ餌も底をつく始末、予備のマキ餌があるにはあったんですが、この時点で作ったら余ってしまってもったいないので、保存のきかないオキアミと残った少量のマキ餌で続けることにしました。これでは到底遠くへ飛ばすこともできずマキ餌の届く範囲の釣りに変更、潮も動かず遠投もできず、ここで13時をもって納竿としました。

U氏に関しては北側の底物ポイントで最後まで釣っておられましたが、ウツボみたいなやつが掛かって切れたとのこと底物ポイントなのでいてるかも。

今回の釣行の成果として

春の乗っ込みの大型チヌ用として先日手に入れた極翔の08ですが、今回で2度目の使用で前回は厳寒期の喰い渋りグレ釣りで使ったのですが、パワーロッドの極翔・タメの極翔という通り前回の釣りではその粘りに納得したしだいで、今回はその遠投性に痛感しました。磯竿ではこの極翔 08のみに搭載されているエキサイトトップという穂先が気になり手に入れましたが、こちらはまだ実感が得られないのが正直なところです。でも、ひょっとしたらチヌ遠投釣法に一番向いている竿ではないかと思います。使い込んだら詳細なレポートをアップいたします。

今回お世話になったまるせいまる様は、プロフィールのところにも書きましたように私がふかせ釣りを始めるきっかけとなったところです。このフィールドは(紀東の磯全体にいえることですが)グレ釣り主体のイメージが強いので、今回のようにチヌ狙いで来られる釣り人はあまりいないのですが、今回もいらっしゃいましたがルアーフィッシング(磯ルアー)などいろいろな釣りを受け入れていただけるところなので、対象魚・釣法関係なく熊野磯へ一度、足を運んでいただけたらと思います。

箱島から鬼が城と七里御浜を望む