チヌ遠投釣法 エサ編
こんにちは、ぎんきです。
チヌ遠投釣法の解説の3回目は、エサに関してのコメントとさせていただこうと思います。
ふかせ釣りのエサはハリにつけてハリといっしょに魚に食わせて釣る刺し餌とここというポイントに魚を集めるために使用する撒き餌の2種類のエサが必要となります。
チヌ遠投釣法において両方のエサに共通するポイントが有ります。
チヌ遠投釣法のエサは遠くのポイントにいる魚に食べてもらう
このことを前提にエサの説明をさせていただきます。
刺し餌に関して
一般的にふかせ釣りで用いられる刺し餌の代表的なものはオキアミなのですが、チヌは雑食性の魚なので動物性の甲殻類、貝類、小魚、ゴカイなどと、植物性のコーン、スイカなどをエサとします。この中でチヌ遠投釣法で私が使用している刺し餌は後で説明させていただく撒き餌に含まれるものを主体としたもので
- オキアミ
- コーン
- 練り餌
- サナギ
以上の4種類が主なものとなります。
オキアミ
今ではエサ釣りのエサとしてはなくてはならない存在ですが、昨今の地球温暖化で捕獲量が減少しているようで、価格も高騰傾向にあるようです。オキアミは撒き餌としても使用するため少し気になるので、いずれオキアミに関して調査&レポートさせていただこうと思っています。
刺し餌に使用するオキアミはブロックから溶かしたオキアミ(刺し餌用)でもいいのですが遠投するには柔らかくハリ持ちがよくないため私はハード加工したものを使用します。市販のパックに入ったハードオキアミはアミノ酸やチヌ用に関してはサナギエキスの入ったものなど非常にいいのですが、私は自ら刺し用のブロックを解凍したものを加工して使っています。加工方法に関しては関連記事でアップしようと思いますのでそちらをご確認ください。
コーン
コーンは缶詰めの1缶100円くらいものをスーパーなどで購入し、マルキュー様のニューサナギミンチ激荒のコーンとサナギそれと撒き餌用のオキアミ(オキアミエキスを吸わせるため)を混ぜてタッパーに入れて使います。
練り餌
市販のチヌ釣り用の練り餌を使用します。
こちらもマルキュー様が販売されている黄色系のものや赤系、白系の物を使用します。練り餌の自作のレシピがいろいろなメディアで投稿されているので一度、試してみようかと思っています。練り餌に関しては、遠投用の重量のあるウキを使用すれば十分遠投に耐えれます。タックルのところで紹介しました練り餌専用のハリがあればなおさらかと思います。エサの付け方に関しては角をつけたり、平らにしてフォーリング時にひらひら沈下してアピールするよう付ける付け方もありますが、私はエサ取り(ボラも含めて)対策のためできるだけ早く沈下するよう丸または涙型にして使っています。
サナギ
こちらもコーンのところで紹介させていただいた激荒のサナギの形の良いものを撒き餌作るの時に確保して使用します。出番としては、アジ・サバ・イワシなどの青物系のエサ取りがいるときに使っています。
まとめ
いずれの刺し餌も遠投に耐えるようハリ刺しは適切にするよう心がけてください。オキアミに関しては頭と尻尾をとって頭から刺し尻尾の付け根の硬いところで止めるのがベストです。チヌ釣りに関しては撒き餌に含まれているこれらの刺し餌をローテーションすることが釣果につながると思います。
撒き餌
撒き餌はふかせ釣りではなくてはない重要なアイテムとなります。撒き餌の効果がうまく作用しないと釣果につながりません、撒き餌の効果はいわゆる集魚効果といわれるもので、基本的には釣ろうとしている対象魚をポイントに集めるためのものです。ですから撒き餌の内容は刺し餌で使用したオキアミ・コーン・サナギこれを集魚効果を高めてなおかつポイントまで届け拡散する集魚剤をブレンドして作ります。
集魚剤に関して
一般的に粉状の物がほとんどで粉とかパウダーとかおっしゃる方もおられます。
種類は多く、渚釣り用の超遠投用の物もあり、どれをセレクトしたらいいのか非常に悩まされます。これはチヌ用に限らずグレ用の物も大変種類が多いのですが、私の選択基準としては
- レシピ通りに作った撒き餌の使用感(遠投性・杓離れ・適度な粘り)が良いか
- 釣果につながったか
- 釣り場のポイントの水深と撒き餌の沈下速度がマッチしているか
以上の3点でセレクトしています。
②に関しては本来1番の重要項目なのですが、撒き餌の効果で釣れたかどうかという判断がしにくいため特定の集魚剤を使用してNo Fishを2回くらったらその集魚剤を使うのをやめようと思う程度です。
最後に私のチヌ遠投釣法でブレンドする撒き餌の内容ですが
ベースの集魚剤(爆寄せチヌ)+水深によるセレクトの集魚剤(湾チヌスペシャル)+オキアミブロック3kg+激荒1袋+コーン缶1缶+加工オキアミの選別後の物少々+水(この場合1.7L)
こんな感じです。
この配合は30m先に駆け上がりがありそこそこ水深(10mくらい)のあるポイントで使用します。
配合の様子に関してはまたご紹介しようと思います。