釣行記

台風の影響❔ 赤潮発生。 久々のチヌ釣り

こんにちは、ぎんきです。

今年の夏は残暑が厳しく、本来ならお盆を過ぎた頃から若干、秋めいてくるのですが、お盆を過ぎても、連日35度を超える猛暑日の連続。ですが、9月になればということで、釣り仲間のU氏と9月7日に釣行する計画を立ていたのですが、あいにく台風発生で台風自体は直撃は避けられたものの、予定していた7日はその影響が最も出ます。そのため、翌日の8日に変更することにしたのですが・・・。U氏との予定が合わず、今回も単独釣行になってしまいました。
行き先は、今回もチヌの魚影が濃い尾鷲周辺とし、台風余波の波の影響が少ない湾奥のポイントを目指すことに、

ポイントは前回同様、湾奥の港。台風の影響なし?

今回も昨年、好調であった尾鷲の湾奥の桟橋を目指してみることにしたのですが、やはり釣り禁止の立て札があり断念することに、前回同様、湾奥の港としました。
船着きは台風の影響の時化で避難してきた漁船が係留されていましたが、外向きは空いており、釣りができる状態です。前回は単発でしたが、年なしを釣った場所なので若干の期待を持ち撒餌の調合にかかります。
いつもは、前日、自宅でしっかり撒餌を調合するのですが、今回は横着をして現地で行いました。
定番レシピはアミエビを混ぜ、水分量を少ない目にして、粘りを出して遠投しやすい様にするのですが、今回は、ヒロキュースパーブレンド制覇チヌの推奨レシピ通りの1袋にオキアミ3kg、それに追加でマルキユーニューさなぎミンチ激荒を半分加えたものにしました。
状況としては台風の影響もなく、さすが湾奥、波もなく風もほぼ無風状態なのですが、海面をよく見ると、何だかどんよりして、黒い帯のようなものが浮いているようで、一目で潮が悪い感じがします。

実釣開始

令和2年9月8日(火)

当日データ

中潮

満潮     8:56     154cm

干潮    14:34      88cm

夜明けが5:32なので、5:30くらいから実釣開始です。

今回の私のタックル

ロッド  ダイワ 銀狼 王牙 AGS 1-53・R

リール  シマノ BB‐X TECHNIUM 2500DXGS

道糸   シマノ セフィアG5 PE 0.6号

リーダー シーガー フロロマイスター 1.5号

ハリス  シーガー 150 1.2号

ウキ   プロマリン Sight TypeⅦ 00(ボーメ度7.0に調整)・極磯 FIRE 0 (ボーメ度6.7に調整)

ハリ   がまかつ  デカケンチヌ 3号・チヌR 2号

玉の柄  シマノ 鱗海 TAMANOE 500

撒き餌杓 宇崎日新 ゼロサム 磯 X4 ひしゃく T-M800

まずは1投目、本来は自作のイエローオキアミから始めるのですが、朝一番の地合い大型チヌがいることを信じて、激荒のさなぎとコーンのミックスから始めることにしました…が。
何の反応もありません。そこで、当然のごとくイエローオキアミにすかさずチェンジ、エサ取り、特にサバとかアジが沸いているのでしたら仕掛けが着水すると同時にひったくるあたりがあるのですが、着底まで何の反応もありません。しばらくしてあたりがあり回収してみるとスズメダイみたいな魚(スズメダイではない)が付いていました。オキアミでも底が取れるので、オキアミで粘ることに、次に来たのがオオモンハタの赤ちゃん、そのあと数投目の6時前、かすかに銀狼 王牙 のオレンジ穂先にアタリがあり道糸のテンションを緩めているとゆっくり引っ張っていくので、合わせると、少し重量感のある引き、紛れもなくチヌの引きと確信したのですが、いまいち力強さがありません良型ならば底を切った時点で抵抗を見せるのですが、全くそれがなく上がってきたのは、本命のチヌでしたが、明らかに小さい。それがこの子でした。

25cm 足裏サイズのチヌ

坊主は免れましたが、足裏サイズの真チヌです。
大きくなってまた出会うことを祈ってリリースしました。
チヌが居ることは確かとなりましたが、潮が悪いのか、秋チヌパターンで型が小さいのか定かではありませんが、そのあとオオモンハタの赤ちゃんが数匹かかったのみで、今のところ良型チヌの気配がありません。
そんな中、地元の老釣り人が来られ横でサビキ釣りを始められました。おかずのアジを釣りに来られたようで、見ていると鉛筆カマスが回遊しているようでサビキ仕掛けをカマスで鈴なりにされていました。
こちらは、少しマシな(20cmくらいですが)オオモンハタを釣り上げおかずに持って帰ることに、それを見た老釣り人は最近それがよく釣れると言っておられました。

次に釣れたのがこのキビレチヌです。この時からエサ取りが増えてきたようなので、刺し餌をオキアミから練り餌(マルキユー 食い渋りイエロー・高集魚レッド)と激荒のコーンにチェンジ、このキビレは練り餌に来ました。

上がおかずのオオモンハタ、キビレはリリースです。

相変わらず、潮も動かず。アイキャッチ画像を見ていただければわかると思いますが、赤潮が前方を横切っています。

良型チヌに照準を合わせてコーンオンリーで釣っているとコーンが取られハリのチモトから上にキンクが入っていっるではないですか、紛れもなく良型チヌがコーンをしがんだ証です。萎えていた気持ちを奮い立せてコーンオンリーでキャストし続けるも全く反応なし。

太陽が昇って来て気温の上昇。

10時過ぎにアタリがあり、上がってきたのは、先ほどにチヌよりサイズダウンしたこの子でした。

小さい中、よりサイズダウンのチヌ

11時過ぎ、気温も高くなり、撒餌も底をついたので納竿としました。

チヌ坊主は免れたものの、今回の釣りに関して

後の釣り場の空撮を見ていただければわかると思いますが、湾全体に赤潮が発生して、なお且つ潮がよどんでいる状況なのですが、今更ながら良型チヌが釣れなかった敗因はこれだと思います。

良型チヌが釣れなかったのは、

横着して現場で撒餌を作ったため粘りの少ない撒餌になり撒餌がばらけて遠投が利かないプラスコントロールができなかった。

潮が悪い中でも、いいところを見極めて撒餌を集中させてピンポイントを攻めれば良型に出会えたかも?

今回の釣行場所の空撮映像

今回、釣りを終えてからドローンを飛ばして撮影しました。なかなか釣りに集中しすぎて、釣りの合間に空撮できないのが現状ですが、途中で海の状態を空撮でチェックすることで今回のような海の状況が把握できて、何らかの対処の糸口がつかめるのではと思います。

映像にBGMが挿入されています。

ターンするときにうまく操縦できずカクカクなっていますが、ご視聴いただけるのでしたら少々我慢のほどお願いします。

今後、いろんなアイデアを考えてポイント空撮だけではなくフィッシングとドローンを連携するような投稿をしたいと思います。