釣行記

三重県 尾鷲にて、赤くない鯛、三種制覇

三重県 尾鷲 湾奥桟橋にて、赤くない鯛三種制覇

令和元年6月25日(火)

当日データ

小潮

干潮   5:13  91cm

満潮  10:27  124cm

干潮  16:51  66cm

場所 三重県 尾鷲 湾奥桟橋

こんにちは、ぎんきです。

ちょうど昨年の今頃、尾鷲の渚で爆釣した実績があったので、再度挑戦しようと思い、今回も同じ場所に行こうと釣行することにしました。そこへは今年も行こうとしたのですが、あいにく土砂崩れで行くことがでできませんでした。道が通れるようになっていることを期待して現地に赴きましたが、現地の手前に夜明け前に到着するも残念ながら道が閉鎖されており断念することに、仕方がないのでいろいろ廻った末、湾奥の桟橋に誰もいなかったのでここで釣ることにしました。

今回の私のタックル

ロッド 宇崎日新 ゼロサム 鱗 X4 0.4 5.3m

リール シマノ BBX HYPER FORCE 1700DXG

    ダイワ IMPULT 2500LBD 

道糸 よつあみ G-SoulWX4F1OHDRAGONSS1400.6号&0.8号

リーダー シーガー フロロマイスター 1.5号

ハリス シーガー 150  1.2号

ウキ 極磯 FIRE 00 (ウエイトバランサー0.095gX4)

ハリ 鬼掛 底攻めチヌ 2号

玉の柄 シマノ鱗海 TAMANOE 500

撒き餌杓 宇崎日新 ゼロサム 磯 X4 ひしゃく T-M800

タックルはいつもと変わらず。釣り始めは軽量のBBX 1700を使用していたのですが、釣りの途中でPEラインにこぶができてしまい、引っ張ったら切れたので、リールごとIMPULT 2500に交換しました。当初は渚釣りをしようと思っていたので極翔 08を使う予定でしたが桟橋からの釣りなのでゼロサム 鱗 X4 0.4を使用しました。

本日の撒き餌は箱買いしたヒロキュー スーパーブレンド制覇チヌです。今回のブレンドに関しては撒き餌レシピ ヒロキュー編として投稿します。

実釣開始

5時頃から実釣開始。なんとスカリを忘れてしまい魚を生かしてキープすることができません。釣れてから考えることにして、先打ち撒き餌をいつも通り、30mほど沖のポイントに20杯ほど打ち、まず1投目は定番のオキアミから始めますが、やはり今の時期オキアミでは歯が立ちません。早々にオキアミを断念して、前々回、高実績だった業務スーパーの3個パックのコーンを3個がけ(今回はより食いがいいようにマルキユーのニュー活さなぎミンチ 激荒をブレンドしたもの)に変更、その3投目にこつんとしたアタリがあり合わせて見るとチヌのようなごつごつした引き、本命確保と思いきや魚体が異常に白い、シマノ鱗海 TAMANOE 500で掬ってみると尻びれと尾びれの下が黄色い、釣行記初登場の35cm位のキビレでした。

釣行記初登場のキビレ

キビレでもチヌはチヌなのですが、私としてはキビレを食するに関して、あまりおいしくないという印象があります。ネットなどで調べるとキビレはチヌよりおいしいとのこと、チヌもそうだと思うのですが、釣れた場所の条件でかなり味が変わるので、一概にキビレはまずいとも言えないと思いますが、今回、スカリを忘れたこともありキビレはリリースすることにしました。
刺し餌コーンの威力が実証されたので、コーン主体で時々練り餌のパターンで行くことにし、今回の練り餌はこれもマルキユーのエサ持ちイエローをチョイス。
その後、6:45頃このエサ持ちイエローで待望のアタリ、前回同様のこつんとしたアタリでこれもキビレでした。

2匹目のキビレ

1匹目とほとんど同サイズです。魚体の柄が少し違うので同じ魚ではありません。これもリリースしました。キビレが群れになって集まっているのではと思つつ35cmクラスばかりでもチヌより引きの強い魚なのでゼロサム 鱗 X4 0.4で引きを楽しむのにはちょうどいい感じなので、こればっかりでもいいかなぁと思っていたところの7時過ぎ、刺し餌の練り餌に竿先がもたれるようなアタリがあり、合せてみると猛突進して、沖に走るではありませんか、これは毎度経験しているバラシのパターン。レバーブレーキで調整しつつとりあえず竿を立てることに、立てるといってもゼロサム 鱗 X4 0.4は極端な同調子の竿なので、すでに満月状態になっておりレバーブレーキで止めたり緩めたりを繰り返し、竿の弾力を保って対処するもリールを巻けない状態、やっと魚が右の方に行ったので、右側に移動しリールを巻いて魚を寄せにかかる。今度は右に行き過ぎて船着きの方に突進仕しかけるのを強引に寄せてやっとのこと浮かすすが、この魚体も白いではありませんか、シマノ鱗海 TAMANOE 500で掬ったのはこの子でした。

自己最大のへダイ 43cm

へダイ自体あまり釣ったことがないので、一応、自己新記録のへダイです。へダイはチヌより引きが強く、食べてもおいしいので、うれしい外道?です。というわけで、こちらは持ち帰ることに、スカリがないため、後で締めれないので、早速、すべての下処理を済ましてクーラーボックスに入れる。また、長い格闘であったので、仕掛けのチェックをするとPEラインにこぶがあり引っ張ると切れてしまい。ここで、リールごとダイワ IMPULT 2500LBDにチェンジする。何やかんやで釣りを再開したのは8:00頃、当日は無風で梅雨にもかかわらず天気がよく非常に暑い、開始早々、目の前の中層を80cm位のアカエイが撒き餌の投入ポイントに行く姿を確認する。以前、ショアからワインド釣法でアカエイを掛けたことがありその時ですら畳を岸にひきずりあげたような経験をしたことを思い出したが、ルアーロッドならまだしもチヌ竿で、掛けたなら移動する地面に掛けたようなことになり、どうなるか想像がつかない。そんな不安も抱きつつ本命を釣ることに専念する。
8:45頃、刺し餌コーンに持たれるようなアタリ、さっきのへダイほどではないもののごつごつした引き、これも良型の何かであることは確かなので慎重にやり取りをする。ここで気付いたのですが、IMPULTの方がレバーブレ―キが非常にスムースでやり取りがしやすい。ダイワ独自のワンウェイオシレーションの効果なのかブレーキシステムの違いなのか分からないが、肌で感じるほどの違いがある。このことに関しては今後の課題として検証していこうと思います。話を元に戻しますが、今度の魚体は、今までより黒い、シマノ鱗海 TAMANOE 500で掬ったのは、本命の真チヌでさっきのへダイより大きく45cm位ありました。

本命真チヌ

というわけで、赤くない鯛三種制覇、達成いたしました。同じ日、同じ場所でこの3種の鯛を釣ること自体偉業なのかどうかわかりませんが、とりあえず本命が釣れてよかったです。
その後9:00頃、練り餌でいわゆるロケットアタリがあり、同様のやり取りで、今度はかなり沖でウキが見えるくらい魚を浮かすことができていたのですが、これもかなりの良型の魚で、遠投釣法の楽しみの一つ、遠投するので魚とのやり取りが長く楽しめることをしっかり味わい手前まで寄せてはきたものの、釣り座が桟橋になっているので、橋脚があり海に突き出ている形状のため桟橋の下に入り込まれあえなくラインが橋脚に触れてラインブレ―クしてしまいました。釣り座と海面が近い条件で、竿自体の曲がりが大きいチヌ竿に3ヒロ以上の長ハリスを使用する釣法のため手前で魚を浮かしきれないデメリットが災いとなってしまいました。取り込めた魚なのですが、このような場合の対処も研究しようと思います。
その後、9:20頃、練り餌にこつんとしたアタリがあり、すうっと釣れたのがキスでした。

チヌ遠投釣法で釣れたキス

キスが釣れたことで海底は砂地であることが推測されます。それとエサ自体が底を引きずるような状態にあるということです。今、自分がやっている釣り方はふかせ釣りとしていますが、どちらかといえばぶっこみ釣りに近いと思います。撒き餌を使用する以上ふかせ釣りかなぁ。てとこですか。

一応、本命も釣ったし、2袋の撒き餌のうち1袋目も無くなったこともあり、暑いので10:00過ぎに納竿としました。

今回の釣行に関して

結果的にチヌは1枚しか釣れませんでしたが、チヌ系の魚を10:00までに5枚掛けたということはこの釣法に間違いはないと確信しました。エサ取りの多い時期でも刺し餌と撒き餌のマッチングで良型の魚が獲れるのでもっと広めていきたいと思います。釣り場としてもその周辺が魚影の濃いところであれば沖の何もないポイントに撒き餌で魚を集めさえすれば高確率で良型を釣ることができていますし、何より遠投することによって、魚とのやり取りが長い時間楽しめます。その中で、やり取りのテクニックも身に着きます。今回の釣行においては、今までバラシてきた魚を獲ることができた釣行でした。細ハリスと軟調竿の使用する上でリールの性能、特にレバーブレーキに関しての違いを今回の釣行で発見できました。レバーブレーキは今まで扱いこなせていなかったのは事実ですし、今まで取れなかった魚を獲るにはレバーブレーキを使いこなすことが一番だと思います。この使いこなしに関するレポートもいずれさせていただこうと思います。