チヌ遠投釣法　撒き餌レシピ

こんにちは、ぎんきです。

今回は、ぎんきが使っているチヌ遠投釣法用撒き餌作りのご紹介です。

材料

以上を用意します。

生オキアミ

こちらは撒き餌用の生オキアミを事前に半解凍した状態にし集魚剤に混ぜます。

刺し餌と撒き餌両方に使用できる３ｋｇの物ではもったいないのでできるだけ安いものを探して使用しています。
こちらがお勧めです。

【釣りえさ】【冷凍エサ】オキアミ生(約3kg)

集魚剤

集魚剤に関してはチヌ遠投釣法エサ編のところでもお話ししたように種類が多すぎて選ぶのに困ってしまいます。たぶんみなさんもそうだと思います。値段もそこそこします。米ぬかとパン粉でいいという方もおられるかと思いますが、私たちは営利目的で釣りをしているのではないので、安く楽しむことも重要ですが、ここは趣味を楽しむうえで、たくさんの選択肢の中から選べるのも楽しみの一つとして考えようと思います。また撒き餌の集魚剤が海洋汚染や海水の富栄養化をもたらす要因の一つといわれています。集魚剤のメーカ様はこのことを十分理解され私たちが安心して使用できるものを販売されていますし、企業努力で海洋汚染の問題にも取り組まれておられます。ですから釣り人が後ろめたい気持ちで釣りしていては楽しくないので、これらメーカ様の企業努力によって堂々と釣りができる。だから多少値段が高くても信頼できるメーカー様の商品を使用するのがベストだとぎんきは思っています。

また前置きが長くなりましたが、話を元に戻します。

集魚剤は今回マルキユー様の爆寄せチヌをベースに使います。何でベースにするかといいますと、この集魚剤は酵母系といわれるもので混ぜ込むほどに粘りが出て撒き餌のまとまりが非常にいいので遠投するのに向いています。ですから私はこれをベースとして使っています。ちなみにグレ釣りの時のベース撒き餌も爆寄せシリーズの爆寄せグレを使っいます。

マルキユー　爆寄せチヌ

ブレンドの集魚剤としては今回ナンバー湾チヌ　２を使用しました。この集魚剤は単品のベース用としても使える優れた集魚剤です。水深のある一文字などではベストの物と思います。今回はこちらを使いましたが、もう少し水深の浅いところでは湾チヌスペシャルをブレンドする場合があります。

マルキユー　ナンバー湾チヌ　２

 

コーン＆さなぎ

コーンとさなぎは刺し餌としても使用しますので、マルキユー　ニュー活さなぎミンチ　激荒と缶詰めコーンを撒き餌の中に混ぜます。激荒のさなぎとコーンは粗びきされているので解凍後形の良いものを選別して刺し餌に使用し、残りを撒き餌に混ぜます。撒き餌に混ぜる際は全解凍てオキアミに均等に混ざるよう細かく潰すようにしています。

マルキユー　ニュー活さなぎミンチ　激荒

 

撒き餌配合手順

それでは撒き餌の配合の手順を順番にご紹介いたしましす。

１．オキアミを砕く

プラ箱を用意していただいてそこに半解凍したオキアミを入れ砕きます。遠投用なのでオキアミは出来るだけ細かく刻みます。全解凍にすれば細かく刻めないので半解凍の状態で刻むことをお勧めします。

プラ箱がない場合はこちらから

２．砕いたオキアミに 激荒・コーン缶を混ぜる

ある程度オキアミが刻めたら全解凍の激荒とコーンを加えて均等に混ぜます。激荒もこの時に刻むようにしてください。刻んだ後、刺し餌用の加工されたイエローハードオキアミの屑を混ぜます。加工オキアミの屑を混ぜるのは撒き餌が完成した最終段階か釣り場について撒き餌をセットした時点のほうがいいかもしれません。

３．集魚剤を混ぜる

混ざったオキアミに集魚剤を混ぜます。まず集魚剤にオキアミの液が浸透するように混ぜていきます、この時水分の吸収が速い（集魚剤の粒子が細かいもの例えば湾チヌスペシャルなど）を先に入れることにより粉が舞うのを抑えられます。

ある程度集魚剤が混ざったら徐々に水を加えていきます。水の量は集魚剤の使用例にあるオキアミ１．５ｋｇに対する水の量を目安にします。今回は爆寄せチヌ１５００ｃｃ＋ナンバー湾チヌ６００ｃｃの２１００ｃｃを加えます。使用説明には海水をとありますが水道水でも大丈夫です。

４．厚手のビニール袋の入れる

粘りを良くするために厚手のビニール袋に入れて圧縮します今回は全撒き餌の重量が１０ｋｇを超えますので２個に分けて釣り場に持参します。一袋づつ使うことによって万が一余った時も持ち帰って冷凍すると次回の釣行に使えます。気温が高いときは予備をクールボックスに入れるようにしてください。

撒き餌の作り方のまとめ

以上がぎんきが実践しているチヌ遠投釣法用の撒き餌の作り方です。他の配合方法や裏技もあるかと思いますが、何かの参考としてください。
撒き餌をしっかり、前日に作ることで釣り場についてもすぐに釣りを始められるし、現場で慌ててつ作ってだまになってうまく遠投できなければ最悪ですので、前日に作りこんでおくことをお勧めします。前日に作りこむ余裕がなければ、時間のある時に作って冷凍することもできます。それには釣り用の冷凍庫をひとつ用意することをお勧めします。今、性能のいい安い冷凍庫がたくさんありますので用意されてはいかがでしょうか。

お勧めはこちら

冷凍庫があればオキアミの保存、釣ってきた魚の保存や捌いたときの魚のあらなどを捨てるまで置いておけるし、いいこと尽くしです。

また撒き餌を混ぜる時、釣り場で使う撒き餌のマゼラーでは大変なので、ぎんきは園芸用のスコップを使っています。ショベルでもいいのですが撒き餌を袋に移す時に重宝します。

ちなみにこれを使っています。

釣りをする上でいろいろな便利グッズ（釣り具屋さんにないもの）があるのでまたまとめて紹介したいと思っています。