タックルインプレッション

2020 釣り小物インプレッション by ぎんき

こんにちは、ぎんきです。
2020年を振り返って、ぎんきのタックルに加わった小物関係でお勧めのアイテムをご紹介します。

ふかせ釣り必携 バッガンよごれんシート

まず、最初にご紹介させていただくのは、釣研 様からリリースされているバッカンよごれんシートです。

釣研 バッカンよごれんシート

40cmのバッカンにピッタリ合う厚手のビニール袋です。
これをバッカンに装着することによって、撒き餌がバッカン本体にこびり付かず、釣り終了時にシートごと外すことによってバッカンはきれいなままなので、今までこびり付いた撒き餌をブラシでこすってきれいに掃除していた手間が省けるというものです。

メリット

  • バッカンを掃除する手間が省けるので仕舞の時間が短縮できる。
  • 残った撒き餌をシートごと持ち帰って、冷凍保存して次回の撒き餌に使える

デメリット

  • 現場で撒き餌を混ぜるときに混ぜにくい
  • ビニール越しに撒き餌シャクで撒き餌を圧縮するとビニールが破ける
  • バッカンの縁にはみ出したビニールが風でばたつく
  • 使い捨てのためコストが掛かる

一応、考えらえるメリットとデメリットを上げさせていただきましたが、デメリットの方が多いようですが、一番のメリットのバッカンを掃除する手間が省けるのは、磯では、場所によってはバッカンを洗うために垢汲みバケツで海水を汲むのに一苦労する場所もありますし、仕舞が早く済むということは、迎えの渡船が来るまでできるだけ長く釣りが楽しめます。それと私の場合、撒き餌の水分量を遠投が利くように少ない目で調整するので、撒き餌のこびり付きが半端ではないのでとても重宝します。残った撒き餌を他に移さず持ち帰って次の釣行に使えるのも撒き餌の再利用が出来て無駄がありません。
デメリットの現場で混ぜることをせず、事前に撒き餌を作っておいて、普通のごみ袋に入れそれを土のう袋に入れて持参していますので、そこから移すようにしています。残った撒き餌はよごれんシートの口をくくって土のう袋に入れて持ち帰ります。
撒き餌シャクでシートが破れてしまうことに関しては、次に紹介させていただくマキエプレスボードを使うことによってシート自体が破れるのも防げますし、はみ出したシートをプレスボードで抑えることが出来るので、相乗効果が得られデメリットの克服が出来ます。

こんな具合です

後は、コストの問題なのですが、価格が5枚入り350円・徳用の20枚入り1,200円(いずれも税抜きメーカー参考上代価格)1枚当たり70円程になります。コンビニの買い物袋が1枚3円の時代、撒き餌も時期によっては節約できますし、案外、厚手のビニール袋は値段が張りますのでアリではないかと思います。


お買い求めのリンクを張りましたが、現在品薄状態のようなのでご了承ください。

 遠投釣法必携 撒き餌プレスボード

次にご紹介させていただくのは、先のバッカンよごれんシートとセットといっても過言ではないのですが、バッカンの縁に板を引っかけてこの板に撒き餌シャクのカップを押し当てることによってより撒き餌が圧縮されて、遠くへ飛ばすことが出来るようになります。最初は、上にも書きましたが、シート越しに撒き餌を圧縮するので、シートが破れるのを防ぐのと縁からはみ出したシートを抑えるのに必要かと思い、釣研 様の製品紹介で発見し、これも必要かと思って手に入れたのですが、釣研 様のマキエプレスボード TMP221 がどこのサイトで検索しても品切れ状態で、同様のものとして販売されていたイソギア(Iso Gear) KMY-1505 ISO GEAR ステンレスマキエボード KMY-1505なるものを発見、こちらを購入することにしました。


釣研 様のマキエプレスボードは樹脂製でイソギア(Iso Gear) KMY-1505 ISO GEAR ステンレスマキエボード KMY-1505はステンレス製で釣研 様のマキエプレスボードは40cm用で参考上代価格が1,500円でイソギアのほうが1,000円ほど値段が高くなりますが、消耗品ではないのでよしとして使用しています。着装は上記の鬼掛バッカンの画像を見ていただければと思いますが、私は通常バッカンを右側に置いて釣りをするので、プレスボードはバッカンの左側に装着します。今までは、バッカンの側面で撒き餌を圧縮するときに右足の側面をバッカンに押し当てて圧縮していたのですが、このプレスボードを着装することによって直にボードと撒き餌シャクのカップを押し当てるだけでかなりの撒き餌の圧縮ができるようになり、手返しも早くなりました。ボード自体もステンレス製なので撒き餌がこびり付くこともなくボードの水洗いだけなので非常に楽です。

私は、イソギア(Iso Gear) KMY-1505 ISO GEAR ステンレスマキエボード KMY-1505を使用していますが釣研 様の撒き餌プレスボードも同様の効果があると思いますのでリンクを張っておきます。

上記、2点 バッカンよごれんシート撒き餌プレスボードはセットとして考えた方がいいと思います。よごれんシートは厚手のビニール袋でバッカンに合う大きさに加工すればローコストで用意することは出来そうですし、プレスボードもステンレスの板をホームセンターなどで買ってきて自分で加工すればできるのでは…、たぶんこの2つとも釣り人が自作で作って使っていたものをメーカーが量産したのではないかと思います。
ですが、非常に使って満足していますし、手放せないアイテムです。

Hapyson エアーポンプ YH-760

次に紹介させていただくアイテムはエアポンプ 俗にいうブクブクです。先に紹介させていただいた2つは、撒き餌を使用するふかせ釣りのアイテムなのですが、ふかせ釣りのエサの大部分は生かしておく必要がないのでエサの鮮度を保つのにエアポンプ使用することはほとんどないのですが、トーナメントや大会などでできるだけ魚を生かした状態で検量したいときに使用するキーパーバッカンに装着して釣った魚を生かしておくための必須アイテムになります。

乾電池不要の充電式エアポンプ

エアポンプのほとんどが乾電池を入れて作動するものなのですが、今回ご紹介するHapyson エアーポンプ YH-7600は充電式のエアポンプなのです。今まで乾電池式のエアポンプをキーパーバッカンに付けて持参した時は、大抵のキーパーバッカンは、エアポンプ2個を装着できるので、常に2個のポンプを装着し、1個は作動しているポンプが電池切れで止まってしまった時の予備として装着していました。この充電式のHapyson エアーポンプ YH-7600を使用することによって釣行前に充電することで、総風量 1.5L/分の強の状態で6時間のエアーの供給が約束されます。ちなみに弱の0.7L/分でしたら24時間持つとのことです。このことによって予備のポンプを装着する必要がなくなります。
それとこのエアポンプには、電池を長持ちさせ、魚の活性化を伸ばすオート強弱切り替え機能が付いています。ちなみにこの機能だと電池の持ち時間が約12時間となるそうです。

50cmのキーパーバッカンにそこそこのチヌが4匹入っています。(オート強弱モード)

充電式エアーポンプと乾電池式エアーポンプの比較

Hapysonのエアポンプの充電式のYH-760と同じ送風量1.5L/分」のYH‐739Cの比較をしますと

YH-760 H‐739C
送風量 強:6時間・約1.5L/分
弱:24時間・約0.7L/分
オート:約12時間
強:15時間・約1.5L/分
弱:45時間・約0.7L/分
大きさ 約80x40x150mm 約80x40x150mm
質量 260g 480g
モーター寿命 約1,000時間 約700時間
希望小売価格 9,800円(税抜) 6,900円(税抜)

となります。
キーパバッカンに1個の装着で済むので乾電池式2個装着するのに対してバッカンの重さが700gも軽くなり、モーターの寿命も長い、乾電池を定価で買う人はあまりいないと思いますがパナソニックのアルカリ乾電池(540円)がプラスされますので、2,900円の価格差は6回電池交換すれば元がとれます。2個のエアポンプを使っている現状から考えればこれを使う他ないと思われます。

充電式エアポンプの注意点と改善点

言う事無しで、乾電池式エアポンプを使っている方は今すぐ買い替えをお勧めしたいのですが、案外、エアポンプ長持ちします。新たにエアポンプを買おうと思っている方は初期投資はそこそこかかってしまいますが、充電式のエアポンプにして間違いないと思います。

そこで、充電式のエアポンプの使用上の注意点として、リチウムイオンバッテリーすべてに言えることなのですが、満充電状態または電池残量のない状態で長時間保管しないこと、これにつきます。万が一満充電して使っていない状態で帰って来たなら、ある程度動作させて電池を消耗させて次の釣行時に充電しなおすようにすることをお勧めします。

次に私が思う改善点なのですが、充電している時はポンプが動作しません。スマホなんかは充電中でも使用できるのですが、これは、たぶんモーターが動くことによって発生する熱と充電するときの熱でリチウムイオン電池の発火の危険があるからでは、と思います。充電に関してはパソコン等のUSB A型端子に繋いで充電するようにと説明書にかいてありますが、スマホのモバイルバッテリーでも充電が出来ました。充電時間は約8時間(20°C)測っていないので定かではありませんが、充電が完了すれば赤い充電ランプが消えます。

充電状態でランプが点灯

出来れば、ポンプ作動中でも充電できれば、現場でモバイルバッテリをつなぐことで、万が一の電池切れに対応できるのに、と思った次第です。